誓い【ブラッククローバー】 (ページ17)

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「次の方々はこちらに」

試験監督に声をかけられ、アイツと反対側に立つ。

「怪我をしたくないのなら今のうちですのよ…！」
『…ご忠告感謝します』

「それでは…始めッ！」

同時に魔導書が開き、魔法を唱える。

『蒼炎魔法炎帝の息吹』
「花魔法花弁の舞い」

青い炎は一面を焼き尽くす。花ももちろん灰となる。

「イャアアアアア！！」

圧倒的とも言える勝利に受験生たちはざわつく。

やっぱり今年の下民は違うと。

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『勝ったー！』

やったーとユノとアスタのいるところまで一直線に駆けて行きハイタッチを要求する。

「イェーイ」
「…」

ノってくれるアスタとスーンとシカトをかますユノ。

…ノリ悪ーい。

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『ユーノー』
「ユーノーくーん」

じりじりと両手を上げて迫るアスタと私。

「…オイ」

なんて呆れたように言いながらもちゃんとハイタッチし返してくれた。

ユノってなんだかんだ優しいよね。