【サーヴァンプ】9番目の少女 (ページ3)

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吸血鬼　___side. ページ3

委員長「えー、文化祭の係も残すは衣装係のみなのですが...」

桜「はいはーい。真昼はー？あいつ家事全般完璧っしょ。」

貴「ん、桜哉に賛成」

ｶﾞﾗｯ
真「まだ、係決めてたのかよ！面倒くせーなぁ！ほれ！試作のクッキー焼けたぞ！」

わあ、いい香りする。そして、美味しい。

「「「うまぁ～」」」

私は1人自分の席で外を眺めながら食べてる。
別に寂しくないぞ?!

...そんなことを思いつつ真昼たちの方に目をやれば、真昼が「シンプルイズベスト」ってクッキーかっこ良く食べてた。さすが真昼...って感じかな。色んな意味で。

そしてまた真昼のターンｯ

真「衣装係？裁縫できて暇そうな奴...」

皆が相槌うちながら真昼の話に耳を傾けてる。わあ。すごい。皆をまとめてるよ

真「...シンプルに考えて俺とAだろ！」

「「「わぁ～い」」」

うんうん。...って、え、何。今聞き捨てならぬことを真昼が言った気がする。

貴「え、ねぇ真昼、今なんて言った？」

真「ん？衣装係、シンプルに考えて俺とAだろ？」

...シンプルに考えなくても、私がそこに入った理由が分からないのは私だけだろうか。

貴「まあ、いいや。いーよ衣装係引受たるぅ！」←

「「「わぁ～い」」」

真昼いるんなら大丈夫だよね。うん。