【サーヴァンプ】9番目の少女 (ページ12)

今日:11 hit、昨日:10 hit、合計:50,772 hit

_____side ページ12

剣が真昼に刺さる....そう思ったけど、真昼と剣の間に怠惰が入って剣を受け止めた。

ク「俺やお前に何ができんだ！俺が何百年血を飲まなかったと思ってる！もうほとんどただの猫だっつーの」

そう言って刺さった剣を抜いていく。
嫌な音が響く。...真昼が何か考え事してる。

私？私はと言うと、虎雪と龍征を抱えて避難させてる。...虎雪は多分、怯えているだろう。小刻みに震えているのがわかる。龍征は...まだ間に合う。

真「ふたりでどうにかするんだよ！クロ！」

後ろから真昼の声が聞こえたから振り向いてみたら、真昼は自分の腕をクロの歯に押し当てて血を飲ませてた

クロの首から伸びる鎖。それを辿れば真昼の右腕に行き着く。

___あーあ....本契約完了....か。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
真昼side

クロに血を飲ませたら、クロの首と俺の右腕を鎖が繋いだ。
それに、クロの爪が伸びてる？

___これが吸血鬼。これが、俺の拾った猫、？

《城田真昼15歳。シンプルな事が好き、面倒な事は嫌い。だから猫を拾った。猫...のはずだった。》

ベ「人間と契約した吸血鬼はこう呼ばれる。下僕の吸血鬼、サーヴァンプ！」

ク「にゃあ」

俺の新しく飼うことになったペットは、吸血鬼らしい。

ク「で、どうするんだ？」

真「倒すよ！」

ク「少年漫画の読み過ぎだな」

＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞
次回へ！