【銀魂】見た目は違っても、心は＿＿＿＿【入れ替わり】《多分土方オチ》

第二十一訓　　はァ、シリアスとかホント無理っすわ ページ22

「なァ、


A、

俺ァ…お前の事、大事だと思ってる。


人一倍、強気なお前の事。



だから…てめェが悲しんでいるとこなんて見たくねェよ




俺は、笑ってるてめェが好きなんだ」



俺が消え入りそうな声でAに言うと、



「そうだよな、俺らしくねェよな」


と言い、涙をごしごしと拭いた。




「トシ」


何かを決心したような声で言う。


「なんだ？」









「俺は、


ちゃんとトシって呼ぶから。








どんな姿になろうと、

トシだって分からなくても、






魂で感じて、お前の名前を呼ぶから





だから、手前も、俺の声に
応じて欲しい




もう、誰も心配させるな。


近藤さん達や、俺に、頼ってくれ」





そうAは言い、


トン、と自分の胸に手を当て
軽く、目を閉じた。




「あァ。




でもてめェ、
さっきまで俺のこと、『銀さん』っつッてただろうが」


俺がそう言うと、


「あァ、そうだっけ」と苦笑いしながら言った。






そんなAを見ていると＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







何故だか、

魂が入れ替わったという不安や

これからどうなるのかの不安が

少しだけ、和らいだ気がした。




＊＊＊

第二十二訓　　トシのデレは絶対かわいい→←第二十訓　　これ橋の下で繰り広げられてるからね

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