25話 ページ26
〜A・紫耀side〜
海人がドアを閉めてくれたため、私と紫耀の2人…
楽屋に取り残された…
沈黙を破ったのは…
紫耀)「久しぶり…だね…A…」
紫耀だった。
昔より少し低くなった声で、でもハスキーなその私の大好きな声で私の名前を呼んでくれる。
A)「ひ、久しぶり…紫耀」
紫耀)「座りなよ…」
自分の座っている椅子の前を指差しそう言う紫耀。
A)「あ、はい…」
言われた通り座れば…
紫耀)「…あのさ…今から話すことは俺のわがままで、聞きたくなくない話かもしれないけど…聞いてくれますか?」
A)「はい…」
覚悟はできている。
私も、あなたに言わなければいけないことがあるの。
紫耀)「俺…Aのことが…まだ…好き。別れてからも、ずっと好きだった…。
自分から別れを告げたし、忘れて欲しいって言ったのに…
俺は忘れられなくて、お揃いのネックレスも一緒に撮った写真も、そのほか色々捨てられなくて…
会いたいって思ったり…抱きしめたい…そう思っちゃって…
あぁ、俺まだAのことが好きなんだな…って…
本当に…俺のわがままだけど…もう一度俺にチャンスをくれませんか?
って…えっ!?
ごめんなんか俺変なこと言っちゃったかな…?!
あ、嫌だったよね?ごめんね?
忘れた男のことなんか思い出したくないよね…」
突然焦り出した紫耀。
A)「えっ…あ…」
私…泣いてるんだ…
でも、今流れているかこの涙は…
前みたいな、苦しみや寂しさのこもった涙ではなくて…
嬉し涙だ…
A)「んーん。嫌なんかじゃないよ…これは…嬉し涙…。紫耀。私のことを好きでいてくれて、忘れないでくれてありがとう…。
私…紫耀のことが好き。
私もね…ずっと会いたかった。
紫耀。私にも、もう一度チャンスをください。」
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?HANA?(プロフ) - minyandiamond77さん» 読んでいただきありがとうございます! 続きも早く更新できるように頑張りますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します! (2019年2月5日 0時) (レス) id: 261760be67 (このIDを非表示/違反報告)
minyandiamond77(プロフ) - ちょっとドキドキしながら読ませてもらってもます。 凄く続きが気になるお話なので楽しみして投稿されるの待ってます! (2019年2月4日 23時) (レス) id: 5fe42920ad (このIDを非表示/違反報告)
?HANA?(プロフ) - silosanさん» ありがとうございます! これからどんどん更新していきますので是非これからも、雪の降る冬君と別れ〜そしてまた君と出会った〜をよろしくお願いいたします! (2019年2月2日 1時) (レス) id: 261760be67 (このIDを非表示/違反報告)
silosan(プロフ) - 私、恋愛小説、すごくすきなんです。まだ、1わめだけど、この話好きです。 (2019年2月2日 1時) (レス) id: 17043390b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HANA | 作成日時:2019年1月31日 22時