12話 ページ13
〜A・廉・海人side〜
A)「昨日のコーヒーショップで聞くよ。ここで話してると迷惑になるからね。」
廉)「そやな。」
海人)「行こっ！」
そう言って、昨日と同じコーヒーショップに入り、これまた、同じ席に座る。
海人)「飲み物とかは話が終わった後の方がいいよね！」
廉)「やな。、昨日みたいにもしかしたら逃げ出されるかも知れんし。」
さらっと毒を吐くこの関西弁男。
A)「昨日はごめん…。」
海人)「いいのいいの！廉！もう少し優しく言ってあげなよ！」
廉)「…もう本題に入ろうや。」
A)「はぁ…そうですね。」
廉)「単刀直入に聞くんやけど…Aはまだ紫耀のこと好きなん？いや…好きなんやろ？」
A)「ッ…単刀直入すぎるね。…でもその質問には私答えられないかな。紫耀を困らせたくない。」
海人)「紫耀はちゃんと言ったよ？今日楽屋で…『俺は…Aのことが…まだ好きだよ…。』そう言ってた。」
A)「…」
なんでだろ。
こんなに心臓がドキドキとしているのは…
紫耀…それは本当ですか？
廉)「今更って思うかも知れへん。やけど！Aに少しでも、好きって言う気持ちがあるんなら…」
はぁ…もう全部言ってしまおう。
言って楽になってしまおう…
A)「…私も、まだ好きだよ。別れてから一度もこの感情を忘れた事なんかない…いくらかっこいい人と付き合っても、重ねてしまうの。紫耀に。
相手も何か気づいて…すぐに別れていく。
でも寂しくなんかなくて…紫耀と別れた時の方が寂しかったの…
デビュー発表があった日…私はテレビで見て知ったんだけどすごく嬉しかった…でもそれと同時に、元々遠くにいた紫耀が、もっと遠くに行っちゃった気がして…テレビに映る紫耀を見ると…心が苦しくなるの…。叶うことなら…もう一度…紫耀に会いたい…隣に居たい…でも、もう住む世界が違いすぎるよ…だからこれは…私の叶わない恋なの…」
言い終わって気づいた…私…泣いてる…
昨日も紫耀を想って泣いてしまった…
あぁ…私って本当に…紫耀のことが好きなんだな…
廉)「取り敢えず…これ使えや。」
A)「んっ…ありがとう…」
廉からハンカチを貸してもらって涙を拭く。
廉)「…気持ち聞かせてくれてありがとな？」
海人)「A…いいの？そうやって毎日紫耀を想って泣くの？」
A)「しょう…がない…でしょ…？」
廉)「諦めんなや！」
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?HANA?(プロフ) - minyandiamond77さん» 読んでいただきありがとうございます！ 続きも早く更新できるように頑張りますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します！ (2019年2月5日 0時) (
レス) id: 261760be67 (このIDを非表示/違反報告)
minyandiamond77(プロフ) - ちょっとドキドキしながら読ませてもらってもます。 凄く続きが気になるお話なので楽しみして投稿されるの待ってます！ (2019年2月4日 23時) (レス) id: 5fe42920ad (このIDを非表示/違反報告)
?HANA?(プロフ) - silosanさん» ありがとうございます！ これからどんどん更新していきますので是非これからも、雪の降る冬君と別れ〜そしてまた君と出会った〜をよろしくお願いいたします！ (2019年2月2日 1時) (レス) id: 261760be67 (このIDを非表示/違反報告)
silosan(プロフ) - 私、恋愛小説、すごくすきなんです。まだ、１わめだけど、この話好きです。 (2019年2月2日 1時) (レス) id: 17043390b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA | 作成日時：2019年1月31日 22時
