【刀剣乱舞】ねぇ、私の事も愛してよ part2*

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『ミッション3はそのたけのこをもってレジへ向かうこと。長谷部にバレないようにね？ね？ここ重要だからね？』



それって、長谷部がどの位置にいるかにもよりますよね……。



さて、困りましたね……。



どうしたものか。



私が棚の影から長谷部を探していると後ろから影が伸びてきた。



誰かと思い、勢いよく後ろを振り向けばそこには……。



「……何だ、見習いさんですか。驚かせないで下さい」



「えっ？別に驚かせるつもりはなかったですよ？ただ、真剣に何かを探していらっしゃるから邪魔をしてはいけないかと」



その言葉に嘘偽りはないようだ。



そう思い、長谷部がどこにいるのかを聞く。



「長谷部さんですか？あの人は店の奥で花を見てたよ。何故かよく分からないけどね〜」



主さまにでも送るんでしょうね……。



何て分かりやすいんだろう。



でも、店の奥にいるのは幸運だ。



今、お会計に向かえばいいのだから。



しかし……。



「へぇ……色々なお菓子があるんだね。私も何か買おうかな？」



見習いさんが見ている前で買ってきても良いのでしょうか……？



この人もこの人でバレたら面倒そうな人ですけど……。



そう思い、無意識的に見習いさんを見ていた。



「ん？どうしたの、Aさん」




「……私が今からすること、長谷部には伝えないで下さいね？」



「い、良いけど……。もしれを破ってしまったらどうなるの？」



「……そうですね。例えば、貴方を殺して私も自害する……とか。まぁ、こんな過激なことはしませんが」



もうちょっと、ましな事ですよと、微笑んで言うA。



そして、Aさんてこんなに怖かったっけと思う見習いであった。

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