【刀剣乱舞】ねぇ、私の事も愛してよ part2*

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Aが倒れた。



私が姿を表したときから何か様子が可笑しいと思っていたけれど、倒れるとは思わなかった。




「A!?A!!返事をしてよ!!」




「主さん、落ち着いて下さい。倒れただけであって、寝ているかもしれませんよ？」




「そ、そうだね。……というか、本当に寝てるのでは？」





すぅ……すぅ……という寝息が聞こえてくる。





あぁ、寝てるよ。





この子完全に寝てるよ。





「主さんだと分かって、安心したんでしょうね。Aさん、最近あんまり寝てないようですし」





じゃあ寝不足……なのかな。





眠れなくなるほど辛いことでもあったのだろうか？





この子、自分の事あんまり大切にしてないようだしなぁ……。





「……というか、何故堀川くんがAが寝不足だということを知っているのかな？」





「僕にも色々な事情があるんですよ」





そう言って微笑む。





えっ？怖いんだけど!?





何、色々って何!?





「やっぱり、散歩じゃなくて疚しいことを……!?」




「アハハ、どうでしょう。そこは主さんの想像にお任せしますよ」





くっそムカつく……。





「堀川くんはもう部屋に帰って寝るといいよ。私がAを部屋に連れていくから」





「主さんのそのひょろひょろの腕じゃあ無理なのでは？」




「五月蝿い!!これくらい運べるわ!!」

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