【刀剣乱舞】ねぇ、私の事も愛してよ part2*

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何だか知らない人に声を掛けられてしまいました。



何故。




取り合えず、主様から知らない人に声を掛けられても何も言うなと、そう言われているので。




無視ですね、無視。




私はその声に気付いていないようなふりをして、蛍丸と愛染が早く帰ってきてと願っている。




「お姉さん〜？聞こえているんでしょ〜？」




変な男、気付いていませんでしたが複数人いる。




一人が私の隣に座り、肩に腕を回してくる。




汚らわしい……。




私に触って良いのは主様と小夜と決まっているのだ。




その顔に主様から教わったグーパンチをお見舞いしてやりたい。





「お姉さん〜？」




無視をしていれば、絡みがより一層鬱陶しくなった。





この人達はあれですね。





主様の言っていた『非リア』と言うものなのでしょうか？





取り合えず早く蛍丸と愛染帰ってきて。





とうとう腰に手を回されたとき聞きなれた声がした。





「何をしておられるのですか？貴女方はこの方が嫌がっているのが分かりませんか？」





一期一振だ。





私の本丸にいる一期とは違うが。





彼が男達をキッと睨めば彼らはそそくさと何処かへ逃げてしまった。





「あの……ありがとうございます。わざわざ助けて頂いて」





「そんなことはありませんよ。仲間が困っていたようですからな」




これが本来の一期の姿なのだろうか？





私の所の一期とは月とすっぽんほど違う。





「仲間……？私が刀剣だと分かるのですか？」






「はい、何だか我々と同じ何かを感じて……。それでは。また何処かで会えると良いですな」





「はい、それでは」





また、何処かで……か。






会えるとしたら演練くらいしか無いけれど。






また、次会えたら、感謝の気持ちをもう一度伝えよう。





それからすぐに蛍丸と愛染は帰ってきた。






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こんにちは〜水月儚です。



作品を整理したのでその埋め合わせ的なものを作りました。



暇潰しにでも読んで下さると嬉しいです。




とある出来事により、勢いで審神者を辞めてしまった少女とその事を後悔している見習いと刀剣男士の話。


【刀剣乱舞】後悔先に立たず。

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/qaxx7zdvcn1/

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