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花音さんの策 ページ12

花音「Aちゃん、ちょっと来て〜」

  『え、あ、うん。』

  何、拷問?

  私なんかされるの?

  心あたりありすぎてどれか分かんない。

花音「こっちこっち!」

  路地裏に案内するとか怪しすぎる。

  やっぱ殴られたりすんのかなぁ。

  『どうしたの?』

花音「どうしたのじゃねぇよ、かわい子ぶりやがって。」

  『えっと・・・』

花音「でも、もう終わりだね。」

  花音さんがナイフを取り出す。

  あ、殺される?

  いや、私もう死んでるし。

花音「キャー!!」

  え・・・・自分に、刺した・・・?

  けたたましい声が響く。

  花音さんが、私にナイフを握らせる。

  突然の出来事に突き返すという選択肢を考える事が出来なかった。

パピ「どうしたんだニンゲン!?」

ベリ「ビックリした!」

花音「ぅ・・・うぅ・・・ぐすっ・・・」

  な、なんで泣いて

花音「Aちゃんがぁ・・・・死ねブスってぇ」

  『わ、私そんな事っ!!』

花音「うぇーん・・・じゃぁそのナイフは何!」

パピ「ニンゲン・・・」

  確かに花音さんの腕には鮮血が滴っている。

  悲鳴を聞いて駆けつけたであろうパッピ、ベリー、サンズは私をみつめる。

ベリ「お前が・・・やったのか・・・?」

花音「Aちゃんがやったの!」

サン「・・・・サイテーだな。」

  サンズが冷たく呟く。

  その言葉がナイフみたいに刺さる。

パピ「ヒドイよ!なんでそんな事したのっ!」

  『やってません!信じて下さい!!』

パピ「どうしてウソつくの・・・・?」

  『ウソなんて!』

サン「無駄だぜ兄弟。こんなヤツに構うだけ時間の無駄だ。」

  そう言って花音さんを連れて帰っていく。

  ああ、私は見捨てられたんだなぁ。

  手の中の血のついたナイフをみつめる。

  これさえ無ければよかったのに・・・・

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ソウル・ハート - 闇auのみんな優しいなぁ。 (2023年4月3日 8時) (レス) id: de10e37100 (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - 訳;好きです↓ (2023年3月4日 17時) (レス) @page18 id: 64abccb79c (このIDを非表示/違反報告)
ぺる - 数宇うううううう浮きだあああああああああああああああああああああよ★ (2023年3月4日 16時) (レス) @page18 id: 64abccb79c (このIDを非表示/違反報告)
epic化BEAM(プロフ) - スゥゥウウウウウゥゥゥゥウ(((((ハアアアアアァァァァァアア((((((((大好き.....((((((((((((( (2023年1月27日 17時) (レス) id: 0b01873098 (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - スゥ……ハァ………好き(?) (2023年1月15日 20時) (レス) id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュメール人のマブダチ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月12日 20時

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