朝日浴びて（2） ページ4
大「ほく、ほら！履いたから！ね、もういいでしょ？ほくが着替え終わったらごはん食べよう。今日の味噌汁はキャベツ入りだよ〜」
ニコニコしながらキッチンへ向かう大我の姿を見ると、自然と笑顔になる。
正直、大我向けに作った食事は塩分が控えられていてとても薄味。
でも、俺は大我と同じ食事を食べて、美味しさを共有したいと思っているからそんなことは関係なく、なるべく一緒の物を食べることにしている。
こんな生活をもう2年も続けているから、薄味にもすっかり慣れてしまった。
最初こそ、「俺と同じ味付けだと物足りないよね。ほく、自由に好きなもの食べていいんだよ？俺のために無理しないで。」と、気にしいな大我によく言われたものだが、
「俺が大我と一緒の食事を食べたいんだから、気にしなくていいの。」
と何度か言い続けているうちに、いつの間にか一緒の食事を摂ることが当たり前になった。
食卓に並べられた食事は湯気がたち、美味しそうな匂いを香らせている。
2人で手を合わせて、いただきますの挨拶。
おいしいねって言い合って、顔を合わせて笑い合う。
こうやって、美味しいごはんを食べて、笑いあって。
何気ない日常が続くことが、俺たちにとってとっても幸せで、素敵なことなんだ。
fin.
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ぽちた(プロフ) - しおさん» ありがとうございます！私もきょもほく大好きです(*^^*)短編をちょこちょこ更新していく予定なので、よかったらこれからも読んでみてください (2020年4月9日 13時) (
レス) id: cc0c2d56be (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - きょもほく大好きです！素敵なお話で、今後も楽しみです！応援しています♪ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 46ec5817d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽちた | 作成日時：2020年4月8日 0時
