温かくて優しい場所（2） ページ11
大「そういえば、今日はバイトくんは居ないの？姿が見えないけど…」
バイトとは、ジェシーと慎太郎のこと。２人とも高校生なんだけど、俺もほくもカフェに通ってるから顔見知りだし、とっても仲良し。
気さくで話しやすい子達なんだよ。
樹「今週はお休みなの。テスト期間なんだってさ。高校生は大変だよね〜。
そうそう、２人ともきょもに会いたがってたから、来週にはまた顔出してよ！
あ、もちろん体調良かったらだからね、無理はダメだよ？」
大「ふふ、分かった分かった〜。
来週また来るね！久しぶりにほくと一緒に来たいな〜。
最近ほく、仕事忙しくてなかなか休暇取れなかったんだけど来週には落ち着くんだって。
樹と久々に飲み会したいな〜って、張り切ってたよ？」
樹「え？そうなの？
じゃあ、来週の土日にでも飲み会しますか！
きょもと北斗ん家行ってもいい？
もちろんカフェにも来てね〜ジェシーと慎太郎寂しがるから笑」
大「もちろん、来てよ！美味しいお酒、ほくと一緒に買ってきておくね。
俺さ、しばらく仕事はお休みしなさいってほくに言われちゃってて笑
暇してるから、来週はカフェに結構くるかも。
ジェシーと慎太郎に会いたいな。最近会えてなかったしね。」
ちなみに、俺はアルコールも控えているから飲めないんだけど、ほくと樹はお酒好きだから。
自分は飲めなくても、お酒の席にいるだけで気分で酔っぱらえちゃうし、家で飲み会も、なかなか楽しいもんだよ。
そのあとも、話がつきなくてずっと喋ってたんだけど、日が暮れてきたからそろそろ帰ろっかってことになった。
病み上がりなこともあって、ひとりで帰すのは心配だってことで、樹がお家まで送ってくれた。
こういうところが流石爆イケじゅったんなんだよね〜。
大「ありがとう〜樹。じゃあ、また来週カフェ行くからね！」
樹「うん。もちろん、待ってるね。
北斗にもよろしく言っておいて。じゃあ、またね〜」
樹はそう言って、カフェへ帰っていった。
俺も家に入って、すぐにご飯の用意をしなくちゃ。ほくが帰ってきたら、ご飯を食べながら今日の樹との楽しい話を、ほくに話すんだ。
樹のカフェは俺にとって温かくて優しい、大切な場所。
先程までの楽しい会話の数々を思い出すと、心が温かくなって自然と笑顔がこぼれる。
大切な人たちと、これからもたくさん楽しい日々を送っていきたい。
大好きな人たちと出逢わせてくれた、この縁を大切にしながら。
fin.
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ぽちた(プロフ) - しおさん» ありがとうございます！私もきょもほく大好きです(*^^*)短編をちょこちょこ更新していく予定なので、よかったらこれからも読んでみてください (2020年4月9日 13時) (
レス) id: cc0c2d56be (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - きょもほく大好きです！素敵なお話で、今後も楽しみです！応援しています♪ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 46ec5817d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽちた | 作成日時：2020年4月8日 0時
