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今までみんなといて
こんな空気になった事がない
いつもじゃれ合うように過ごした
皆のこんな顔を見たのは始めてだった…
ずっと動けず、目が合わないよう下を向いている俺…
O「みんな、帰ろう…翔くん、ゆっくり休めてね」
そう言った智君の顔は
すごくツラそうで、でも諦めたようにも
みえた…
智君の声に皆は
背を向けて来た道を歩いて行く
その姿を見ているだけだった…
皆に言えなかった。真実を言わない事で、
自分を守った…
ゾッとする。
何も無くなった、家族、友達…
全ての原因が
……オレ
ふらつきながら家に入ると
全てを聞いていたように
「何で教えてあげないの？」
S「……」
ヤツがいつものテンションで話しているのが
聞こえなかった訳ではない
答える事も、考える事も
出来なかった
靴を脱ぎヤツの隣を
通り過ぎようとした時
グッと肩をつかんで
通り過ぎようとした体を半回転させ
ヤツの正面に向けられた
「いい顔してるね。どう？全てを知った感想は？」
顔を下に向けて反らしたら、
「ねぇ！聞いてるんだよ？前も言ったよね？」
「…ぅッ！！…コホ、ゴホ」
受け身がとれなかった所為で
溝に入る、廊下にへたり込む
答えない俺にイラつかせたヤツは
咳き込む俺の首元を掴み
廊下に押し倒し
「ねぇ！！聞こえてる？翔くーん」
倒れた俺の体の上に乗ってき
首元を掴んだまま
揺さぶる
ヤツの重さと揺さぶる振動が
身体の痛みを掻き立てる
何もしないされるがままが
気に入らなかったのか
首元をパッと離し
頭を廊下で打ち付けた
今は優しい言葉より
コイツみたいに殴ったりされるほうが
気持ちのバランスが取れる気がした
いっそこのまま、俺消えてしまいたい
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朱花＊(プロフ) - ゴリちゃんさん» はじめまして。ですが、実は、ゴリちゃんサンの作品私も前から読ませて頂いてましたっ！そんな方からコメント頂き嬉しいです(^^)がんばります！ゴリちゃんサンも応援してます (2013年5月31日 22時) (
レス) id: d925f59b81 (このIDを非表示/違反報告)
朱花＊(プロフ) - あらもさん» キャ(//∇//)嬉しいッ！！今日は更新たくさん頑張ります☆ウフフ (2013年4月22日 7時) (レス) id: d925f59b81 (このIDを非表示/違反報告)
あらも(プロフ) - 全然大丈夫ですよー！笑 とても面白いです！ (2013年4月21日 21時) (レス) id: 3742f23470 (このIDを非表示/違反報告)
朱花＊(プロフ) - ＲＵＩさん» ありがとうございます(＞人＜;)気がついてませんでした。これからもよろしくお願いします☆ (2013年4月20日 13時) (レス) id: d925f59b81 (このIDを非表示/違反報告)
ＲＵＩ(プロフ) - 名前変換が出来ないので翔くんとかの名前が（人1）になってます (2013年4月20日 12時) (レス) id: 7b38fbe0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱花＊ | 作成日時：2013年4月16日 22時
