§君に恋をした僕§【S】 §Part10§ (ページ22)

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§247§　弱みページ22

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しまったっ……！

泣いてるAのことで頭がいっぱいでっ……

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山村「相葉くん……確か君には、弟しかいなかったハズじゃ……」

雅紀「えっ……」

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相葉くんも思わずギクッとする。

“血の繋がってない妹がいる”って事は、スタッフにも内緒にしてたのにっ……！

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山村「それに……櫻井くんも」

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俺の体にしっかり巻きついてる、Aの腕を指差す。

Aもハッとする。

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山村「マネージャーにしては、仲良すぎないか？」

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鋭い目で見られ

とっさに何も言えなかった。

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A「ぁっ……ご、ごめんなさっ……」

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俺から離れようとするAを、グイッと引き寄せる。

A「しっ……翔さん？」

翔「っ……」

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無理だ。

もう、このおっさんに弱みを握られてしまった。

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嵐の相葉雅紀には血の繋がってない妹がいて、

櫻井翔はその子と付き合ってる。

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絶対に……バラすつもりだ。

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翔「……わかりました、

でもAがモデルになる事はやはり反対します。

そのかわり俺ら嵐が必死に働きます、だから……「ダメだ」by山村

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思わず、相葉くんと一緒に唾をのむ。

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山村「私は女の子のモデルが欲しいのだ。

嵐を雇うのもいいが……でも、代わりに欲しいのは女性モデルなんだ」

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このときわかった。

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このおっさんは

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Aを本気でモデルにしようとしてる。

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ヤバい……。

どうする？

どうする櫻井翔。

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Aのことがバレたら、嵐の人気は下がるし

何より、Aに危険が及ぶ。

だからってっ……！

Aにモデルをやらせるなんてっ……「やります」byA

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翔「……えっ……？」

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A「私がモデル……やります」