§君に恋をした僕§【S】 §Part10§ (ページ1)

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§226§　上から目線ページ1

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智「で？どうだった？昨日」

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次の日。

いつもどおり1番に着いて、新聞を読んでいると

智くんがやってきて、イキナリそう聞いてきた。

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翔「いや、アナタまだ『おはよう』も言ってない……」

智「んぅー、そんなのいいからさ、で？どうだったの？昨日、Aちゃんと」

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ソファーに座ってる俺に、

ズイッと顔を近付けてきて思わずたじろいだ。

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翔「どう、って……」

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言おうか、言うまいか……。

目線を落としてもんもんと考えていると

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翔「あっ」

新聞を取り上げられた。

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智「どうせ俺以外に相談できる人いないでしょ？」

翔「上から目線か」

智「年上だから問題ない」

翔「……」←言い返せない

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……やっぱ、なんだかんだこの人には敵わないんだよなぁ。

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ふぅ、とため息をつくと、智くんが隣りに座ってきた。

俺が話すと察したらしい。

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翔「……まぁ、普通に楽しかったよ？

プレゼントも無事渡せたし、すっげぇ喜んでくれたし」

智「へぇ～～、良かったね」

翔「うん……そこらへんは、良かったんだけど」

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言葉を詰まらせると、横から顔を覗き込まれた。

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可愛い顔してんなぁ～、この人……。