本編７９ ページ35
─Aside─
しばらくして、２人でシャワーを浴び飲み物を飲んだりして少しホッと一息つく。
その間、としみつがボーッとしてるのが気にはなったけど、眠いんやろな思って再び一緒にベッドに入る。
そしたら、私を後ろからギューッとハグして人の背中に顔を擦り寄せてきたから、もしかして甘えたかったのかぁ？、なんて回された腕をギュッと掴む。
としみつ
「…こうすんの久々だね。」
『…ん、最近時間合わへんかったもんね。』
としみつ
「…Aはさー、寂しかった？」
『…んー、寂しくはなかったで？
でも、としみつが足りひんかったかな。』
としみつ
「…俺も。」
『んふふ、両想いですね。』
なんだ？今日やけに素直やし、可愛いやん。
としみつ
「…なぁ、また朝になったら帰っちゃうの？」
『…まぁ、そら明日仕事やもん。』
としみつ
「…やだ。帰って欲しくないげぇ。」
『どしたん？今日やけに甘えたさんやね？』
としみつ
「帰らんで？お願い。」
『んー、そない可愛いく言われてもさすがに仕事は休まれへんもん。』
としみつ
「……１年記念日なのに？」
『…んー、それはめちゃくちゃ嬉しい事やけど、会社は祝ってくれへんからなぁ。』
か、可愛い…
うんうん、私、有給余りに余ってるし特別にえぇよ？
…なーんて甘やかしたくなる気持ちを、グッと堪えて社会人としての選択をする。
としみつ
「……違う、こっから仕事行って。」
『あのー、としみつくん？鞄も着替えもあれへんからな？、ここからは行かれへんの。分かる？』
としみつ
「……そう言うことじゃないがやぁ。」
『んー？ほな、どう言う事？』
としみつ
「……だから、もう帰らんでってこと。」
『帰らな仕事行かれへん言うてるやろ？もう、我が侭っ子やねー。』
としみつ
「…我が侭で何が悪い？」
『あははっ、開き直った(笑)』
としみつ
「うん、だからここから仕事行って。」
『話かみ合ってないねんけど…』
するととしみつが私の身体をクルッと自分の方に向ける。
私の背中に擦り寄ってたせいか頭の位置が私より低くなってて、としみつが上目遣いでこっちを見る。
うわぁー、もう、可愛…/////
としみつ
「だぁーかぁーらぁー！…、」
少しムスッとしながらそう言った後、目線をスンッと外したとしみつが
としみつ
「…一緒に住もって意味なん、だ、けど。///」
『…………え、今なんて？…』
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tree(プロフ) - 初コメ失礼します！とてもいい作品でお話に引き込まれてしまいました(^^)これから応援させていただきます！いい作品をありがとうございました！ (2018年12月15日 20時) (
レス) id: 7499d23657 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - はっちーさん» うわぁあ！名探偵さんやわ(笑)、stereo聴きながら書いたんバレてる((((；゜Д゜))))ｽｹﾞｰ！！！ 読んで下さって本当にありがとうございました！２人の今後、短編集とかの中で書きたいと思います♪ありがとうございました☆☆ (2018年11月6日 1時) (レス) id: cdea3b5710 (このIDを非表示/違反報告)
はっちー(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいておりました。最後、だから題名がキャパシティだったのかなと、脳内再生でstereoを流しながら読みました！また、この二人の今後とかも読めたら嬉しいです、素敵な作品をありがとうございました！ (2018年11月5日 16時) (レス) id: 55d59a875a (このIDを非表示/違反報告)
トシちゃん(プロフ) - 返信ありがとうございます！素晴らしい作品です！体調大丈夫ですか？！？！？！お大事にです！ (2018年11月2日 22時) (レス) id: bb075df335 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - トシちゃんさん» わぁぁあ！初めてコメントを頂きましたぁぁあε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ嬉しい嬉しい、ありがとうございます！(*´ー｀*) (2018年11月2日 11時) (レス) id: cdea3b5710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーさん。 | 作成日時：2018年11月2日 1時
