love.2 (ページ32)

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愛を伝えたいページ32

お店の方に通してもらったのは奥の個室。
ヒロさんおすすめという事もあって雰囲気も落ち着いているけどかしこまり過ぎない感じが凄く良い。

お花が所々に飾ってあって可愛くてキョロキョロしちゃう。

健「･･･めっちゃキョロキョロしてるやん(笑)花、可愛いなぁ。俺こういうの疎いから全然なんの花か分からへんけど(笑)」

『可愛くって見ちゃった！私もそんなに詳しくないんだよねー(笑)亜嵐か涼太くんに聞けば教えてくれそうなイメージ(笑)』

健「ジェネとも仲いいねんな！玲於と隼と仲良いのは知ってたけど(笑)」

『うん！その2人の繋がりで仲良くなった～！亜嵐はラブリちゃん繋がりで結構前から仲良いの。健ちゃん何飲む？』

健「俺はハイボールで！Aは？」

『私もハイボール！』

真似すんなよ～って笑いながら健ちゃんが注文をしてくれる。真似したの健ちゃんでしょって言い合ってたら微笑みながら店員さんがハイボールとお通しを持ってきてくれた。兄弟みたいとか思われたら複雑だなぁ(笑)軽く何品か料理を頼んで健ちゃんと乾杯。

健「改めて、ライブお疲れ様。めっちゃいいライブやった！！そして、誕生日おめでとう。もう日は過ぎちゃったけど(笑)お祝いさせてくれてありがとうな！」

『今日は来てくれてありがとう！それに、健ちゃんにお祝いしてもらってすっごく幸せ！』

恥ずかしいけど、本心。
照れたようにそうかって言ってハイボールを飲む健ちゃんが可愛くて･･･

そんな顔させるの、私の前だけだったらいいのになって思う。

料理がどんどん運ばれてきて、二人とも少しお酒が入ってきた。趣味や仕事の話で盛り上がって、ずっとこのまま時間が過ぎなかったらいいのに･･･

楽しい気持ちで居たいけど、今日頑張るって決めたから。その前に１回お手洗い行って気合い入れよう！！

『ちょっとお手洗い行ってくるね！』

そう言って席を立った。