love.2 (ページ31)

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健二郎side

悠さんと話しながら待っていると、ノックする音が聞こえてきてAが入ってくる。

悠「遅いぞー(笑)」

『お待たせ！ごめんなさいー(笑)乙女は準備が長いものなの！(笑)健ちゃん待たせてごめんね。』

健「･･･おう、Aは女の子やから時間かけていいねんでー(笑)全然早かったし！じゃ、悠さんよろしくお願いしますー！」

『健ちゃん流石！お願いしますー！』

悠「健二郎くん甘やかしすぎ(笑)はーい、行くよー」

普通に話せてるか不安なくらい可愛いねんけど･･･。
Aが入ってきた時から、心臓はバクバク。(笑)
どストライクな服装やし、なにより似合ってる。
あかん、可愛すぎる･･･大丈夫か俺。頑張れ俺。

そう言い聞かせながら3人で車に乗り込んで、悠さんにお店まで送って貰う。

今日はヒロさんおすすめのお店。この日の事を事前に話した時に、オススメされた所だ。その話をAにする。

『ヒロさんおすすめのお店なんだ！絶対美味しいね～！健ちゃんありがとう！』

健「俺よりヒロさんに言ってあげて(笑)俺も行ったことないから楽しみやわー！」

『了解(笑)わたしも！ほんと楽しみだ～！』

嬉しそうに笑う顔を見てこっちまでほっこりする。
そして到着。
悠さんに帰りのタクシーの手配もお店に伝えておくって言われたのでお礼を言って店に入る。裏口から2人で入る前、悠さんから男になれよ！って言われたのはAには内緒。(笑)

さ！楽しみつつ。気持ちをきちんと伝えよう。
上手くいかなくてもいい。自分の思ってる事を声にださなあかんな。