love.2 (ページ16)

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朝からページ16

隆二side

今日はAの誕生日。そしてLIVE当日。

毎回LIVE前に不安定になるAのことが心配で、朝イチの新幹線で家に帰る。
臣もうちから直接LIVE見に行くって言ったから、一緒に帰路に着く。

臣「あいつ大丈夫なの？」

隆「うーん。とりあえず大丈夫かなぁ？連絡も返信ないし。寝れてるっぽい。でもさ、夜中に健ちゃんから、お邪魔しますごめんって連絡来てるんだよね(笑)返信ないからもしかしてーみたいな(笑)」

臣「え、(笑)なんか凄いところに出くわしそうな感じ？(笑)やだよ、2人が裸で寝てるみたいな(笑)」

隆「俺も嫌だわ！(笑)付き合ったのかなー？それともA健ちゃんに頼った？どっちにしろびっくりだけど、まあ行けばわかるか(笑)」

臣「そこ適当かよ！(笑)まあ、Aが頼ったんだったら健ちゃんすげえよ(笑)」

今まで不安でもこっちが察してきただけだから、上手く頼ってこない妹に不安を抱きながら· · ·家に入ります。(笑)

隆「ただいまーって。このサンダル健ちゃんだよね？爆笑」

臣「絶対そうだ(笑)」

リビングに入ると健ちゃんのリュック。
完全に健ちゃんいるけどここに居ないってことは· · ·

隆「臣、行くよ(笑)事情聴取しよう面白いから(笑)」

臣「服着ててほしいわー(笑)」

そんな事ないはずと信じながらAの部屋のドアを開けると· · ·

臣「なんか、よかった。(笑)」

ベッドの上でAを抱きしめながら眠る健ちゃん。服きてる。しかも、ベッドの横に椅子あるってどういう状況？(笑)

起こすの可哀想だけど色々聞きたいので、健ちゃんを静かに起こす。

びっくりしたような顔をするけどAが寝てるのを見て安心したような顔。

なんか、よかった。俺も臣とおんなじことを思う。

そっと抜け出して健ちゃんと3人でリビングに行くと、

健「隆ちゃん、ほんまごめん勝手に入って！説明します· · ·」

そう言って話し始める。妹が健ちゃんに甘えて健ちゃんが理性と戦ったっていう話は聞きたくなかったけど(笑)

申し訳なさそうにしながら、1人にはしたくなかったと言う健ちゃんに臣と2人でアイコンタクトをしながら笑いが止まらない。

健ちゃんありがとう、嬉しいよ俺は。