私の非凡な歌い手ライフ。【文スト】【歌い手】

60,【番外編】『まだまだ続くよー。』 ページ10

side,A



ライブの予行演習(リハァサル)終了。

会場の前はグッズを買う人、ライブの開始を待つ人などそれぞれだ。

因みに私は楽屋で筋トレをしている←


『逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ』←

ﾏﾌ「…じゃむさん、ダイジェスト動画にするための映像撮ってるよ」

『え"っ!?
……皆さんこんにちはじゃむぱんだよ！！』←

ｿﾗﾙ「時既にお寿司」←

ﾏﾌ「ちょっと違う」



いやまぁ、こう見ても私は人前に出るのはあまり得意ではないのだよ。

お客さんが来てくださるのはとても嬉しいのだが。


スタッフさん「もうすぐ本番ですよー！
準備お願いします！」

『あっ、はーい！！
いやぁぁぁばりくそ緊張するぅぅぅ』←

ｿﾗﾙ「俺たちは関係者席で見守ってるからね」

ﾏﾌ「頑張ってくださいじゃむさん！」


嗚呼、二人が眩しい…←


スタッフさん「この広い会場も満員ですからね、それだけじゃむさんのファンが集まっているんですよ！頑張って下さい！」


と、スタッフさんが元気づけてくれた。

ざわざわと会場内の音が聞こえてくる。

耳を澄ますと「楽しみだねー」やら「何かこっちが緊張してきた…」やらと声が聞こえる。


ああああもうすぐで始まる…

緊張し過ぎて禿げそう…←


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
side,まふまふ

真逆じゃむさんのライブをこんな間近で見られる日が来ようとは夢にも思わなかった……

やばい楽しみ過ぎて禿げそう←お前もか


ﾏﾌ「あああああ何だろうすっごい楽しみなんですけどねそらるさん………そらるさん？」

ｿﾗﾙ「0(：3 )〜」←

ﾏﾌ「そらるさんが嬉しさのあまり昇天している!？」


いやちょ、そらるさんんん！！と肩を全力で揺する。

すると、先程まで白目を剥いていた瞳も黒目を取り戻した。←！？


ｿﾗﾙ「…ああごめん、まふ…一寸パラレルワールド行ってた」←

ﾏﾌ「そんな軽いノリで行けるんですか！？」


幽体離脱みたいなもんなんですかね←

今度僕もやってみよう←

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