堂本くんと堂本ちゃん

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そろそろ花火が始まる時間。









川原に座って花火を見ることに。









花火を待ってたら









『……なあ、好きな人っておるん……？』









って聞いてきた剛くん。









「居らんよ。剛くんは？」









『ボクはおるよ。』









この時なんでかショックだった。









そりゃあ剛くん女の子にモテモテやし、好きな子ぐらいおるやんな。









「そうなんや……。剛くんが好きな子ってめちゃくちゃ可愛いんやろうな。」









自分で言ってるのになんか悲しくなるし。









『うん。かわいいで。いつも真面目なんやけどたまに抜けてるとこがあるねん。』









「へぇ……面白い子なんやね……」









『……ボクの好きな子は……』









いつになく真剣な剛くん









ドーーーーン！！！！！！！！









『……ちゃんやで。』









花火の音で全然聞こえなかったけど……









「ご、ごめん、花火で聞こえんかった……」









『えっ……？！……もう絶対言わん……』









あれ……なんか拗ねちゃったけど……？？？

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