87．ﾀｲﾐﾝｸﾞの悪さ ページ37
.
「おい、A」
俯いていると横から低くて
呂律の回っていないｵｯﾊﾟの声が聞こえた
「ん....？何...？」
ｵｯﾊﾟの方に視線を移し
軽く首を傾げながら覗き込むと
HC「.........A..」
目が潤んでいて少し頬を赤らめた
ｵｯﾊﾟが甘い声で名前をつぶやくから
ﾄﾞｷｯﾄﾞｷｯと胸が高鳴った
「......ん？」
ﾄﾞｷﾄﾞｷしている事をｵｯﾊﾟに
悟られないように平然を装い
更に首を傾げる
黙ったままのｵｯﾊﾟと見つめ合う
HC「お前、、、ｷｽするぞ、、」
ニッと口角を上げるｵｯﾊﾟ
『ぇっ...？！』
ﾋﾞｯｸﾘして咄嗟に発した言葉と
誰かの声が重なった
反射的に声のした方に
ｵｯﾊﾟと私の目線が動く
「ｳｷﾞｵｯﾊﾟ、、、」
私の声と重なったのは
ｳｷﾞｵｯﾊﾟの声だった
「二人は、そういう関係なんですか」
喋りながら暗い廊下から
ｳｷﾞｵｯﾊﾟの横に現れたのは
ﾁｬﾝﾐﾝさんだった
「ち、、違ｉ「へー、そーなんだ。」
否定しようとしたのに
真顔で私の声を掻き消す
「だから、違いますって、、」
小声でつぶやく
それが今出来る最大の抵抗だった
CM「別に良いんじゃないんですか。」
「...........」
頭の中では抵抗しなきゃって
思っているのに上手く言葉が出ない
多分それは何言っても
無理だと分かっているから
RW「ﾁｬ、ﾁｬﾝﾐﾝ.....
そこまでにしとこ？」
今さっきまてﾋﾞｯｸﾘしてた
ｵｯﾊﾟが気を利かしたのか
私を軽く睨むﾁｬﾝﾐﾝさんの
背中を両手で押しながら玄関に向かった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 358人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひちょりな - 続きがすごーく気になります！!！更新お願いしますゥゥゥゥゥ（；＿；）♪ (2014年3月18日 9時) (
レス) id: a477770bd7 (このIDを非表示/違反報告)
K-キュミン-J(プロフ) - キュヒョンオッパ…/// (2013年7月21日 16時) (レス) id: a1621092b1 (このIDを非表示/違反報告)
ミョルチ魚くん(プロフ) - ホントですか？www嬉しいです＾＾更新楽しみにしてますね♪ (2013年2月10日 1時) (レス) id: d4f95b779a (このIDを非表示/違反報告)
奈々(プロフ) - ミョルチ魚くんさん» それいいですねｗｗｗｗちょっとニタニタしてしまいました← (2013年2月9日 7時) (レス) id: 18d9c8ff76 (このIDを非表示/違反報告)
ミョルチ魚くん(プロフ) - 最初主人公からイェソンに惹かれていくけど、歌に集中したいから見たいな理由で最初は冷たいとかですかね。でも、惹かれて行く自分に気づいたけど主人公の気持ちが他のメンバーに向いてるかもしれないと思って焦り始める兄さん読みたいですwお役にたちますかね？ (2013年2月9日 1時) (レス) id: d4f95b779a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾓｻﾞｷﾞｭ | 作成日時：2012年7月19日 17時
