ピョンテな彼らと毎日を…―― ２

80，セルカ講座 ページ30

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YS「だから〜、こうだって」

「こう？」

YS「ぁ〜、もう違う！こうっ！」

「ぇ〜？こうじゃないの？」


ｿﾌｧｰに座ってｲｪｿﾝｵｯﾊﾟとぺちゃくちゃ

たわいもない話をしてたのにいつの間にか

ｲｪｿﾝｵｯﾊﾟによるｾﾙｶ講座になってしまった




YS「携帯をこう持って」

「はい」


２人して携帯を片手に何やってんだか...



YS「で、斜め４５度！」

「斜め４５度！！」

YS「顎をこうして目線はこうっ！！！」


２人共だんだん熱が入ってくる



「はい！！！」

YS「目力強くｼｬｯﾀｰ勢い良く！！」


ｶｼｬｯｶｼｬｯ




YS「ほら、どうだ？」


自信満々で軽くﾄﾞﾔりながら

自分のｾﾙｶを見せてくる



「ｵｯﾊﾟ、いつも通りかっこいいです！！」

YS「だろ？やっぱ俺天才だわ..」


とかぶつくさ言っている☜



「ｵｯﾊﾟ！私のは？」


画面をｵｯﾊﾟの方に向ける





携帯の画面に目線を落としていたｵｯﾊﾟが

顔を上げてﾁﾗｯと横目で見る



YS「ん？ぁ〜、いいじゃん」


「.....」





ﾃｯｷﾄォーーーーーー••••



再び携帯に視線を落とした

ｲｪｿﾝｵｯﾊﾟに呆れて不貞腐れてると



視線を感じて振り返る



「ぁ､､､､」




片手に水の入ったｺｯﾌﾟを持って

少し呆れたような引いてるような感じの

ｷﾞｭｵｯﾊﾟが立っていた





KH「何やってんの...」


ｺｯﾌﾟを咥えながら聞いてくる



「ｾﾙｶ...講座..」

KH「ｾﾙｶ講座？」


何それって言ってｹﾗｹﾗ笑っている



「最初は普通に話してたんだよ？！」

KH「ふ〜ん」

「....ﾊﾞｶ」

KH「........意味分かんない」


軽く鼻で笑って部屋に入っていった




YS「....A」


ｷﾞｭｵｯﾊﾟの部屋の方を見ていたら

隣に座っているｲｪｿﾝｵｯﾊﾟに

呼ばれて視線を移す



「ん....？」


YS「これ見てみろ」



軽くニヤつきながら

画面を見せてくる


またどうせｾﾙｶだろうと

思って画面を覗き込む



「...！何これ！！」




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