【６】 ページ6
.
與那城「さあ、今日のHRの時間は校外学習の班決めです！」
そういえば、今週校外学習あったんだっけ
與那城「4人以上のグループ組んでね。あ、出来ればクラスの親睦を深めるためにも男女で組んで欲しいかな」
そういった途端、クラス中がザワザワとしだす
美玲「A、組も！」
「うん」
美玲「後は男子かな〜」
男子か…
木全くんと金城くんとか
どうだろ？
うーんと考え込む美玲を横目に私はチラリと前に座る木全くんを盗み見る
木全「うーん、碧海どうする〜？」
金城「せやなぁ…」
2人は私を挟んで相談を始める
2人もあと女子だけで悩んでる
誘うべき？
「…？」
私は悶々と2人を誘うか誘わないかで悩んでいると、後ろからトントンと肩を叩かれる
金城「なあ、もしまだグループ決まってないんやったら俺らと組まん？」
「へ」
まさか金城くんから誘われるとは思いもせず、少しの間思考が停止する
美玲「あ、丁度男子探してたとこなのよ。ね、A！」
「う、うん」
ドキドキと鼓動が早くなるのを感じながらも、私は何とか頷く
木全「お！じゃあもう決まり？」
金城「決まりやな。俺先生に伝えに行ってくるわ」
スタスタと金城くんはヨナ先生にグループが決まったことを伝えにいく
「…」
心臓がドクドクってうるさい
なんなの…
「？」
美玲にツンツンと肘でつつかれ、顔を向ける
美玲「…」
「…何」
ニヤニヤと楽しそうに私を見る美玲
また楽しんでる…
勘違いされるから是非ともやめていただきたい
私は全力の睨みでやめろと伝え、美玲から視線を逸らす
すると丁度金城くんが戻ってきた
金城「伝えてきた。校外学習よろしくやで、2人とも」
「うん、よろしく」
美玲「よろしく。ね、せっかくだから後で連絡先交換しましょうよ」
え
木全「お、しよしよ！」
金城「おう、しよか」
戸惑う私とは裏腹に木全くんと金城くんは至って普通に了承する
随分とあっさり連絡先交換することになったな…
呆然としていると、隣から視線を感じた
美玲「…」
またいつものニヤついた顔でこちらを見ている
もう怒るのも面倒くさくなり、ここはあえて反応しない
というか
さっきからずっと心臓が鳴り止まない
ほんとなんなんだ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍莉。(プロフ) - すいません。返信遅くなりました。本当ですか！ありがとうございます。全然もちろんご自身のペースで構わないので完結させていただけたら幸いです。いつまでも気長に待ちますから大丈夫です。楽しみにしてます。 (2020年11月14日 2時) (
レス) id: 0d4600033b (このIDを非表示/違反報告)
ピョン(プロフ) - 藍莉。さん» ご感想をくださり、ありがとうございます。皆様の思い描くメンバー像をできるだけ崩さないようにしていたのですが、そのように感じて下さり本当に嬉しい限りです。不定期更新にはなりますが、必ず完結させますので気長にお待ち頂けますと幸いです！ (2020年10月28日 20時) (レス) id: 3e420d2bce (このIDを非表示/違反報告)
藍莉。(プロフ) - はじめまして。碧海くんも木全くんもすごくキャラ通りで読みやすかったし、この小説が好きになりました。今後の展開が気になります。更新たのしみにしてます♪ (2020年10月26日 1時) (レス) id: 064948f40b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピョン | 作成日時：2020年9月7日 15時
