【１２】 ページ12
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美玲「休憩所にいないからビックリしたじゃないのよ！」
木全「俺がジュース買いに行ってあげてたのに何してたんだよ〜」
「ご、ごめん」
待っていた2人はプリプリと怒っている
金城「行ってあげてたって、じゃんけんしよ言うて負けた奴がよう言うわ」
「じゃんけん？」
金城「そ。翔也がじゃんけんで負けたら相手の分も買いに行くって提案してきてん」
ああ
だから、碧海が1人で私のところに…
木全「わざわざ説明しなくていいって！恥ずいじゃん…」
美玲「にしても、随分沢山飲むのね」
美玲はテーブルの上にある飲み物を見て言う
ほんとだ
喉乾きやすいのかな
木全「あ、違う！これ2人の分」
どうぞ と木全くんは私達に飲み物を手渡してくれる
美玲「わ、本当？ありがと」
「いいの？ありがとう」
なんか意外だな
私は木全くんのギャップに少し驚きつつ、飲み物を受け取った
木全「へへ、俺って結構気が利くよね」
金城「自分で言うな」
木全くんがエッヘンと胸を張っていると、碧海がすかさずツッコミを入れる
凄い
これが関西人のツッコミか
木全「あ、そんなこと言う人にはあげませ〜ん」
金城「すみませんでした」
今度はすかさず碧海が謝り、皆がケラケラと笑う
今日は憂鬱だとか言ってたけど
今はすごい楽しい…
金城「あ、せや。さっきAと話しててんけど、皆苗字で呼び合うのやめよや」
美玲「え、急に？」
突然の提案に2人も驚いている
金城「何でも急や。じわじわ変わるなんて事ないで」
美玲「ま、それもそうね。じゃあ名前呼びで」
木全「よし、Aと美玲だよね。俺、翔也だからよろしく〜」
ここにきて改めて皆でよろしくと言い合う
碧海って凄い社交的
こんなにも簡単に皆の距離縮めてるんだもん
私とは大違い
私は尊敬の眼差しで碧海を見る
金城「…って、もう12時やん！」
突然スマホの画面を見て大慌てする碧海
私も慌ててスマホを取り出す
ほ、ほんとだ
広場に12時集合なのに
木全「え！急ご！？」
美玲「ちょっと、慌ただしいわね！？」
金城「Aはよ行くで！」
「え！」
ちょ…
腕掴まれてるんですけど！？
焦る私にはお構い無しで、そのまま走り出す碧海
じんわりと顔が熱くなるのを感じながら、碧海に腕を引かれ、植物園を後にした
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藍莉。(プロフ) - すいません。返信遅くなりました。本当ですか！ありがとうございます。全然もちろんご自身のペースで構わないので完結させていただけたら幸いです。いつまでも気長に待ちますから大丈夫です。楽しみにしてます。 (2020年11月14日 2時) (
レス) id: 0d4600033b (このIDを非表示/違反報告)
ピョン(プロフ) - 藍莉。さん» ご感想をくださり、ありがとうございます。皆様の思い描くメンバー像をできるだけ崩さないようにしていたのですが、そのように感じて下さり本当に嬉しい限りです。不定期更新にはなりますが、必ず完結させますので気長にお待ち頂けますと幸いです！ (2020年10月28日 20時) (レス) id: 3e420d2bce (このIDを非表示/違反報告)
藍莉。(プロフ) - はじめまして。碧海くんも木全くんもすごくキャラ通りで読みやすかったし、この小説が好きになりました。今後の展開が気になります。更新たのしみにしてます♪ (2020年10月26日 1時) (レス) id: 064948f40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピョン | 作成日時：2020年9月7日 15時
