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部屋に戻る道では誰とも会わず、部屋に着いた。
「なんだかどっと疲れたな……」
ふぅ、溜息を吐きライターを取り出し火を付け、煙草に火を付けた。
うん、美味しい。やっぱり疲れた時は煙草が一番だと思う。
美味しいなー美味しいなー、なんて脳死で煙草を吸っているとノック音が鳴った。
はーい、言うと扉が開いた。
入ってきたのは新人二人組だった。
チーノさんとショッピさん。
二人は余り仲良くないから気不味い。
何しに来たんだろう。
「……どうしたの？」
「あ、嗚呼……久し振りです、今日、謝り、たくて」
「……え？」
「あは、ショッピ、この為に俺呼んで来たんすよ？ 話聞いたって下さい」
別に、良いのに。
ショッピさんが自分からやった訳ではないのに。
というかその為にチーノさんと一緒に来たとか可愛いかよ……
「あ、ほんま、言われたとしても悪かったと思ってます……」
「え、あ、全然大丈夫だから頭あげて下さい！ しかもショッピさん態と私の事避けてたんでしょう？」
無能扱いしなくて良い様にショッピさんは出来る限り私の事を避けてくれていた。
……多分、そうだと信じたい。ルシアと話しているのを聞いた時はそんな事を言ってた。
「えっ、ど、どこで……？」
「んはは、ショッピめっちゃ吃っとるやん、あ、Aさん、ゾムさんに言ってくれてありがとうございました」
へら、と笑うチーノさん。
何だか大先生に少し似ている。
「ううん、私もこの状況良くなるなら嬉しいから」
「あ、ありがとうございます……？」
「あは、他の人……、シッマとか大先生とかに接するみたいに接してくれて大丈夫ですよ」
ショッピさんだけがどうしても距離を感じるから其れが嫌で他の人みたいに、と言うと
「じゃあAさんも、」
なんて笑いながら言われたから嬉しくなった。
「二人仲良うなって狡いわ、な、俺もええ？」
チーノさんが言う、何だか可愛らしく見える。普通に成人済男性な筈だけど。
「うん、よろしくね」
「はい、こちらこそ」
「あ、じゃあ俺ら行かなきゃなんでまた！」
チーノさんが言うとショッピさんがせやった、じゃまた、なんて言うから私も手を振ってじゃあね、と見送った。
去り際ショッピさんが
「あ、さん付け嫌なんで良かったら外して下さいね」
と、言ったからじゃあチーノくんとショッピくんで、と返した。
にや、と笑っていたのには気付かなかった。
「んは、ええ感じやん？」
「んー、俺はちょい可哀想に感じるけどなぁ」
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白瀬(プロフ) - この作品はもう更新できません！ https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kur0se16/ ←リメイク版を書きました元1939現白瀬です！コメントなんて見てる人いるか分かんないけど宣伝！良ければ見てください！！ (12月25日 13時) (
レス) @page2 id: 88f60c6208 (このIDを非表示/違反報告)
1939(プロフ) - 理沙（まいか）さん» 返信遅くなり申し訳ありません、コメント有難う御座います。把握いたしました、修正しておきます。 (2022年3月1日 15時) (レス) id: 82056bb584 (このIDを非表示/違反報告)
理沙（まいか）(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。フォントを配布している者です。私のフォントの中にライセンス表記が正しくないものが多かったため一度利用停止してもらってもよろしいでしょうか？ (2022年2月24日 17時) (レス) id: 4a1dde520e (このIDを非表示/違反報告)
1939(プロフ) - 移行先です。御迷惑お掛けし申し訳御座いません。 (2021年6月24日 18時) (レス) id: cf06e0e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1939 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年5月28日 7時
