1話：遅刻癖 ページ3
『ヤバいヤバい！大学の授業遅刻しちゃう！！』
中学生の頃からの遅刻癖は治らないまま、大学生になった私。
今は大学生兼歌い手をしている。
あ、もちろん大学の友達には内緒で。
そんなことを考えつつギリギリで電車に乗り込む。
駆け込み乗車したせいで周りの視線が痛い。
ごめんなさい...。でもこうしないと授業に遅刻しちゃうんです！
心の中で謝罪をしながら電車を降りる。
そして腕時計を確認する。
7時26分、大学の授業は7時30分から。
大丈夫。全力で走ればまだ間に合う！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『はぁっ...はぁっ...お、遅れました...！』
息を切らしてそう言い教室に入る私。
どうやらまだ教授は来ていない様子だった。
うぅ、また周りの視線が痛い...。
私は急いで空いてる席に座り、呼吸を整える。
そうしているとガラッとドアを開けて教授が入ってきた。
良かった。ギリギリセーフ。
「えー。今日は＿＿＿＿＿＿＿＿＿。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その後も色々な授業を受け、私は大学を出た。
やっぱり授業って面白くないよな...。
せっかくだし、ちょっと寄り道でもしていこうかな。
そう思った私は、再び電車に乗る。
次は駆け込み乗車じゃなく、普通に乗車する。
「次は原宿駅〜。原宿駅でございます。」
駅員さんのアナウンスと共に、私は電車を降りる。
相変わらず原宿は凄い人混みだなぁ...。
原宿に来たのは特に意味はないが、何故だか真っ直ぐ家に帰る気にはなれなかった。
私はフワフワと色んな場所に寄り道をしながら歩く。
ショッピングモールの中の１つのお店で懐かしい物を見つけた。
ひよこのぬいぐるみ。
私がりうらにあげたのと同じような物。
懐かしいな、そう思いながら私はそのお店を通り過ぎた。
ショッピングモールを出ると、辺りが薄暗くなってきていたので、腕時計で時間を確認する。
6時22分、もうそろそろ帰るか。
そう思い、私は駅へと足を向かわせる。
「あ、あの！」
『はい。』
声をかけられた私は不思議に思いながらも後ろを振り返る。
私に声をかけた人を見て、目を疑った。
「財布落としましたよ。」
だってその人は、
『りうら...？』
りうらにそっくりだったから。
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Near(プロフ) - Kinyari*さん» 結瑠さんお久しぶりです🙌🏻こちらの作品を検索避けするの忘れてました💦ご丁寧にありがとうございます！すぐに訂正させていただきます😊 (2023年4月25日 22時) (
レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
Kinyari* - 久しぶりに来たのにこういうこと言うのまじで申し訳ないんですが、タグとタイトルの一部を検索除けのものに変えてもらってもいいですか…？詳しくはこちらhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/knskyk1/ (2023年4月22日 16時) (レス) id: 88e6604fc1 (このIDを非表示/違反報告)
Kinyari* - 久しぶりです！この作品で一番最初にコメントしてた結瑠です。 (2023年4月22日 16時) (レス) id: 88e6604fc1 (このIDを非表示/違反報告)
Near(プロフ) - えある。さん» ありがとうございます…！かたつむり更新の掛け持ち常習犯ですが、応援していただけると嬉しいです🥺ずっと見ててください（？？） (2023年4月1日 18時) (レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
えある。 - 神。すごいですね!!ほんと、、、ほえ？語彙力？なぁにそれおいしいのぉ？wwwずっと見ます。ずっと見てます。ありがとーございます!!w (2023年3月30日 15時) (レス) @page20 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年8月20日 20時
