8話：待ち合わせ ページ11
『んぐ...！』
変な声をあげてソファーから起き上がる。
どうやら昨日はソファーに倒れ込んだまま寝てしまっていたようだ。
時刻は8時。うん、ちょっと寝すぎた。
とりあえずご飯を食べて、歯を磨く。
服は...。これにしよっかな。
パーカーワンピースを手に取って着替える。
なんやかんやしているうちに、時計の針は10時を指していた。
ちょっと早いけど先に行って、何処かで暇でも潰そう。
そう思った私は、待ち合わせの時間よりかなり早く家を出た。
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新宿駅はほどほどの人混み。
うん、ほどほどじゃなくて結構多い。
『...どうしよっかな〜。』
１人、駅前でそう呟く。
スマホ...、充電少ないからダメだ。
ボーッと何をしようか考えている時、頭に冷たいものが当たった。
『雨...？』
私の予想は見事に的中し、すぐに雨が降ってきた。
傘持ってきてないのに。
暇を潰すにも移動できないし、スマホの充電も少ない。
大人しく待っとこう。
「あ、A〜っ！！」
「ちょ！待てりうら〜！」
遠くの方から聞こえる声。
声の聞こえる方を向くと、無邪気にブンブンと手を振るりうらに、それを追いかける桃瀬さん。
え、奥にあと４人くらい見えるんだけど。
「天野さん、ごめんね〜。うちのメンバーがどうしても着いて来たいって...。」
苦笑いを浮かべながらそう言う桃瀬さん。
来てる人は...。麻黄さんに紫雲さん、そし見覚えのある二人。
『「あ、あの時の！」』
「え、まろとAって知り合いだったの？」
首を傾げながらそう聞くりうら。
知り合いじゃなくて、新幹線で隣の席だった人...！
「し、新幹線で隣の席でしたよね！？」
『あ、え、はい！えと、お二人のお名前聞いてもいいですか？』
少し興奮気味に話す青髪の男性に、恐る恐る名前を聞いてみる。
「あ、青野いふです。」
「水条ほとけでーす！いむくんって呼んでね！」
『天野Aです。青野さん、いむくん...？よろしくお願いします。』
「ふふw。Aが困惑してる〜！」
『そりゃ困惑するでしょ！』
ところで、私はなんで桃瀬さんに呼び出されたんだ...？
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Near(プロフ) - Kinyari*さん» 結瑠さんお久しぶりです🙌🏻こちらの作品を検索避けするの忘れてました💦ご丁寧にありがとうございます！すぐに訂正させていただきます😊 (2023年4月25日 22時) (
レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
Kinyari* - 久しぶりに来たのにこういうこと言うのまじで申し訳ないんですが、タグとタイトルの一部を検索除けのものに変えてもらってもいいですか…？詳しくはこちらhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/knskyk1/ (2023年4月22日 16時) (レス) id: 88e6604fc1 (このIDを非表示/違反報告)
Kinyari* - 久しぶりです！この作品で一番最初にコメントしてた結瑠です。 (2023年4月22日 16時) (レス) id: 88e6604fc1 (このIDを非表示/違反報告)
Near(プロフ) - えある。さん» ありがとうございます…！かたつむり更新の掛け持ち常習犯ですが、応援していただけると嬉しいです🥺ずっと見ててください（？？） (2023年4月1日 18時) (レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
えある。 - 神。すごいですね!!ほんと、、、ほえ？語彙力？なぁにそれおいしいのぉ？wwwずっと見ます。ずっと見てます。ありがとーございます!!w (2023年3月30日 15時) (レス) @page20 id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年8月20日 20時
