３３ ページ33
───────────…
────…
──────────────…
───────…
「カムサハムニダ〜！♪」
あれから１年、
仕事を辞めて１週間程して、
家から近い所の喫茶店で働き始めた私。
同時進行で韓国語の勉強もした。
そして、半年前に韓国でカフェを
開こうと決めて移住。
日本でも良かったんだけど
なんで韓国かって理由は、
カランコロ〜ン♪──…
「あっ、いらっしゃい♪」
『ふふっ、コーヒー１つ下さい♪』
この笑顔の近くに居たかったから。
『今日、帰るね？//』
「うん、分かった。//」
こうして時間があれば、
一緒に過ごす時間を作ってくれる
優しいジミンさん。
／
ゴホンッ！
＼
『何イチャついてんの、俺コーラね。』
「なっ///、てかあんたも来てたの。」
TH『相変わらず、可愛げのない対応で。』
「そっちこそ。愛嬌の１つや２つ見せてみなさいよ。」
TH『俺の愛嬌って高額だけどいいの？』
「うわっ、最低〜。」
『ふふっ、本当２人って仲良しだよね〜妬いちゃうなぁ♪』
TH『「どこが！！！』」
そんな他愛もない話をして、
平々凡々と過ごす日々。
ご隠居から頂いた最後の贈り物は
まだ大切に仕舞ってあるけれど、
絶対に使うまいと心に誓ったし、
今の私はジミンさんからの大きな愛情
を受け止めるので精一杯だしね。
──────────…
────…
『ただいま〜っ♪』
「あ、おかえりなさいっ♪」
『あーもう可愛い、愛してるよA。』
「ふふっ、私もだよジミナ。」
『ちゃんと言って？』
「えー？」
『言ってくれないと今日抱かないかんね。』
「...愛してるよ、ジミナ。//」
『ふふっ、一緒にお風呂入ろっか。//』
こうしてジミナと過ごす時間は、
とってもとっても幸せだから。
彼と居ると、
本当に心が洗われる気がするし、
汚れきったこの身体さえも、
彼に触れられれば綺麗になっていく
気がする。
この人と生きていきたい、
素直にそう思える道を示してくれた
ジミナを１番近くで大切にしていきたい...
本気でそう思っていたけど、
どうして神様は、
時に、こんなにも残酷な選択肢を
私に突き付けるの...
違うね、、
私なんかが、“傍に居たい” なんて
欲張ってしまったのが悪いんだよね。
ジミナ、これからもずっと
愛してるよ。
だからジミナは私を忘れて？
ばいばい、私の愛するジミナ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん | 作成日時：2019年10月2日 16時
