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《道枝》
道枝「そーやなくて！！」
ガシャンッ！
道枝「わっ、あっ、！」
不本意な流れになってしまったから改めて言おうと
Aちゃんの方を向き直したら、思ったより勢いがついてしまってハンガーラックにつまづく
「え、わわっ、！！」
ガシッ
そのままAちゃんに覆い被さるようになって、2人で倒れてしまいそうになるところを
咄嗟に左手でAちゃんの腕を引っ張り右手で腰を支えて、なんとか踏ん張った
あー危なかったー…
道枝「すいません大丈夫でした、か…」
体制が安定してホッとしてAちゃんの方を見ると息がかかりそうなくらい顔が近かった
「い、いや、大丈夫…」
若干反り気味のAちゃんは自分から動けそうになくて、僕に支えられるがままの状態
さすがのAちゃんでもこの距離は恥ずかしいみたいで頬がほんのり赤くなってる
道枝「す、すいません！！」
「全然！全然！」
慌てて離れる二人の間に沈黙が流れる
「…ありがとうな、みっちー」
沈黙を破ったんはAちゃんやった
道枝「え？」
「その、可愛いとか言ってくれんの。みっちーぐらいやからさ！」
Aちゃんはグループの中でもイジられる側で、自分でもそういう扱われる方がやりやすいって言ってる
でも僕はどうしても慣れへんくて、
だからせめて僕だけでもみんなが言わへん分の“アメ”
を出してるつもりなんやけど
いっつも茶化されてあしらわれるから、
なんか幼稚園児が先生に可愛いって言うようなやりとりになってしまう
でも今ので届いてなかったわけじゃなかったんやってわかって、
しかもちゃんと喜んでくてれてて…
「ありがてーっす(笑)」
伏せていた顔を僕の方に向けて照れながら笑ってそう言うAちゃんにドキッとする
「ほら！あたしらも着替えに行こ！」
道枝「うん！」
そういうAちゃんの手には
僕がさっき勧めたセーラー服の衣装が握られてる
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鹿丸(プロフ) - やこさん» とんでもないです!!もったいないお言葉ありがとうございます!! (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 5a84809dd5 (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 天才ですね、大好きです、、、いつも更新楽しみにしております (2020年6月10日 2時) (レス) id: 1e3fb893f2 (このIDを非表示/違反報告)
鹿丸(プロフ) - 瑠架さん» うわぁありがとうございますめっちゃ嬉しいです!!自己満なんで暇つぶしに見てやってください！ (2020年5月28日 17時) (レス) id: 5a84809dd5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠架(プロフ) - めちゃくちゃおもしろくて好きです!(急にごめんなさい笑) (2020年5月27日 15時) (レス) id: 5690f7e03e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿丸 | 作成日時：2020年5月25日 15時
