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《西村》
念の為に全部の電気をおとした部屋は真っ暗ではないけど、さっきよりも全然暗い
残された俺とAちゃんはもともと座ってた場所に座ってる
「他の子ら大丈夫かなぁ…」
「あぁ、2分経った…」
「別に大ちゃんはいてくれてよかったのにな」
西村「…」
「…ちょっと、ニシタクなんか喋ってよ」
独り言みたいにボソボソいうAちゃんになにも反応しないでいると、痺れを切らしたようでいじけた感じで言ってきた
西村「めっちゃ喋るなぁと思って、」
「なんでそんな落ち着いてんの！」
ありえへんってこっちを向いて言ってるA
ちゃんは、暗くてハッキリと見えへんけど
眉間にしわ寄せて目見開いた顔してるんやろうなーって思って、その顔がすぐ想像できて口元が緩む
西村「逆になんでそんなビビってるんですか(笑)」
「なっ、ちゃっ、別にビビってへんし！心配なんやん！」
西村「雷怖いんですか？」
「なわけないやろ！子供やないんや」
ピカッ！
ゴロゴロ！！
「ひぇっ！！」
西村「…(笑)」
「…笑ってるやろ」
西村「めちゃめちゃビビってるやん(笑)」
言ったそばから雷にビビって座ってたパイプ椅子に両足をあげて縮こまって、こっちをジト目で見てる、多分。
暗くて細かい顔の表情がわからへんのは一緒やからいつもよりAちゃんの方を見て会話ができる
「…おっきい音が苦手やねん。バイクの音とか花火とか…」
縮こまったまま膝に顎をちょこんと乗せて、ちっちゃ声でそう言った
言いたくなさそうに言う辺りが、弱点とかを人に見せたくないAちゃんの見栄っ張りさを表してる
女子やったらそんなんむしろアピールポイントじゃないん？
西村「かわいーとこあるやないですか」
「いやかっこ悪いやろ！こんなビビり倒して！(笑)」
からかってやけど、可愛いって言ったのに全く相手にされへん
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鹿丸(プロフ) - やこさん» とんでもないです!!もったいないお言葉ありがとうございます!! (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 5a84809dd5 (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 天才ですね、大好きです、、、いつも更新楽しみにしております (2020年6月10日 2時) (レス) id: 1e3fb893f2 (このIDを非表示/違反報告)
鹿丸(プロフ) - 瑠架さん» うわぁありがとうございますめっちゃ嬉しいです!!自己満なんで暇つぶしに見てやってください！ (2020年5月28日 17時) (レス) id: 5a84809dd5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠架(プロフ) - めちゃくちゃおもしろくて好きです!(急にごめんなさい笑) (2020年5月27日 15時) (レス) id: 5690f7e03e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿丸 | 作成日時：2020年5月25日 15時
