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《A》
「…え？」
さっきまであたしが頭の中で考えてたことが、はっすんの口から出たことと的外れすぎて理解できずにいると
大橋「…A、一人暮らしなんやで？そんなホイホイ簡単に家いれたらあかんやろ」
「は？…だってはっすんがそんな状態やったから」
大橋「こんな状態やったら俺やなくても入れるん？」
なにこれ、あたし説教されてんの？
意味わからへん。はっすんが困ってたからやん。
理不尽なこの状況に徐々にイラついてるのが自分でもわかる
だからなるべくこれ以上嫌な空気にならんように無理やり自分を落ち着かせる
でもそんなことお構い無しにはっすんが続ける
大橋「Aさあ、ほんまっ、警戒心なさすぎんねんて！俺らが守りきれんことあるんやからさぁ！」
いつになく真剣なはっすん
説教というよりかは、焦っているように見える
「何言うてんの今更やんそんなん」
この手の話は苦手。
メンバーとは間違ってもこれ以上の関係になることはないし、
あたしがそういう感情を持たんかったらいいだけやもん
入ったときからずっとそう思ってやってきた
おかげでスキャンダルも今までゼロなんやから
「もう何年やってる思ってんの、警戒もなにもみんなそもそもあたしのこと女として…」
大橋「俺が！！」
背を向けて呆れて話すあたしを遮るはっすん
大橋「俺は…そんなん思ってへんよ」
「…」
驚いて振り向くと、
今までの不安そうな顔でも焦った顔でもなく、
なにかを覚悟したような顔をしてた
そんな雰囲気に痺れをきらして、
どうにか話題を変えられないか頭をフル回転させる
あかん、ギャギーしか出てこうへん…
「…な、なにこれ(笑)もしかしてあれ？まいジャニの男らしさの練習？(笑)
も、も〜言うてよ〜こっちだって心のじゅん」
大橋「A！」
無理やりコースから外れても無理やり戻される
大橋「…Aおれ…」
この空気、
この状況、
この顔、
これから起こりうる展開
普通の子ならドキドキするんやろうなぁ
普通の子なら、な
お願いやから、
お願いやから、はっすん…
言わんといて…
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鹿丸(プロフ) - やこさん» とんでもないです!!もったいないお言葉ありがとうございます!! (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 5a84809dd5 (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 天才ですね、大好きです、、、いつも更新楽しみにしております (2020年6月10日 2時) (レス) id: 1e3fb893f2 (このIDを非表示/違反報告)
鹿丸(プロフ) - 瑠架さん» うわぁありがとうございますめっちゃ嬉しいです!!自己満なんで暇つぶしに見てやってください！ (2020年5月28日 17時) (レス) id: 5a84809dd5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠架(プロフ) - めちゃくちゃおもしろくて好きです!(急にごめんなさい笑) (2020年5月27日 15時) (レス) id: 5690f7e03e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿丸 | 作成日時：2020年5月25日 15時
