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《大橋》
大橋「無理無理！重いわ大吾！！おとんやん！
小学生の娘を持つおとんやん！！」
西畑「俺、笑って送り出せるかなぁ〜！？(泣)」
大橋「娘の結婚式迎えるおとんか！！！！
大丈夫やって！Aのそんな色気ある話聞いたことないし(笑)」
いや、待てよ。
俺とそんな話しーひんだけで他のやつらにはしてたりしてんのかも…
恋愛相談とか！！？
…丈くんにはしてそう
くっそ！なんか悔しい！！
大橋「…丈くんに聞いてみる？」
西畑「なんで丈くん！？てかなんか思い当たることあんの！！？」
大橋「いや、ないけど恋愛相談なら丈くん辺りかなって(笑)」
ないんかいって安心したようなニュアンスでつっこむ大吾
西畑「それか本人に聞いてみるか…」
大橋「え〜、それこそ乙女心的にどうなん」
西畑「うるさい！この際もうええねん！！」
さっきまで好きなやついたら死ぬみたいなこと言ってたのに、いたらいたでめっちゃ知りたがってるやん
てか、そもそもいるかもわからんのに(笑)
結局、Aに好きなやつがいるんか聞く流れになって、2人でソワソワしながら戻ってくるのを待ってた
「お先〜！気持ちかったわ〜！」
タオルで頭をわしゃわしゃ拭きながら登場
西畑「あ！だからなんで乾かして出てこーへんの〜」
「だって暑いやんー」
西畑「もう〜風邪ひいてもしらんで！」
「おかんか。」
世話好き大吾に戻ったおかげで、さっきのソワソワした空気を勘づかれずにすんでホッとした
「何話してたん？」
そんな空気がさっきまであったなんて1ミリも知らないAが聞いてきた
その質問にピタッと動きが止まる俺と大吾
ちらっと大吾を見れば、顎でくいっと指される
え〜！俺が聞くん〜！！？
大橋「ああ〜えっと〜…
Aはさっ！好きなやつおるん？(^_^;)」
「はっ？」
西畑「そのまんまかい！！！！」
「そのまんま？」
西畑「いや！別に？(^-^;ちょっと、あの〜…
恋バナ！そう、恋バナしててん〜！！」
大橋「そうそうそう！好きなタイプとか話しててん！」
「なるほどな…好きな人かぁ」
どストレートに聞いてしまって大吾と慌ててごまかす
いやぁ危ない危ない。Aがアホでよかった
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作者名：鹿丸 | 作成日時：2020年5月3日 1時
