この度恋をしました。

俺 玲於 ページ36

朝、カーテンの隙間から太陽の光が入ってくる。





…Aの匂い。





うっすら目を開ければ俺の腕の中で寝ているAが見える。





可愛い。





Aを起こさないように、A側にあるスマホを取ろうとする。





けど、Aが俺にくっついてて…動けねえ///





写真撮りたかったけど…このままでいたいからいいや。





腕の中で寝ているAの寝顔を覗く。





まつ毛なげ…ってかしっろ





俺の肌でさえちょっとだけ黒くみえる。





ほっぺプニプニだし





ｷﾞｭｯ





寝相でAがハグしてきて…胸板に顔を埋める。





ちょ///





もーこれ、だいぶやばい





俺心臓バックバクなんだけど…





好きな人にこんな事されたら…しかもここ俺のベットね？





あー。





好きだよA





そう思いながら俺も同じように抱きしめ、目をつぶった。





〜Asaid〜





ハッと目が覚めた。





目を閉じていてもわかる玲於さんの匂い。





そっと目を開けると目の前は真っ暗で自分の頭の後に玲於さんの手がまわっている。





そんな状況にドキドキとまた胸が高まる。





玲於さんが芸能人、と言う前に1人の男性なんだ。





頭では分かっているけど、なぜかここから動きたくない、ずっとこうされていたいと思う自分がいた。





顔を上げて玲於さんの顔の方をみれば目をつぶって気持ちよさそうに寝ている。





…髪の毛サラサラだな、そう思っていたら勝手に手が動いて触っていた。





本当にサラサラ。





それにほっぺ、モチモチだし





鼻高いし。





玲於さんかっこいい、





玲於｢ふ笑｣





｢え、玲於さん起きてます？｣





って声掛けたけど無反応。





｢あれ…可笑しいなー笑｣





玲於｢…｣





腰のあたりをツンってするとちょっとビクってする。





玲於さんこちょこちょ効くタイプの人なんだ…笑





｢こちょこちょこちょこちょー！｣





玲於｢ば！やめろ笑笑ちょっ笑わかったわかった！笑ギブギブギブ！笑笑｣





｢いつから起きてたんですか？｣





玲於｢髪の毛触る前から起きてた、あと…








































玲於さんかっこいいって言ったのも聞こえてた｣

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