この度恋をしました。

お 玲於 ページ1

ああ…朝から面倒臭い。





お金目当てなのか良くわかんねえけど。





まみ｢玲於君ー♡｣





正直仲良くないのに名前呼び嫌だし、ブリブリしてる女性って好きじゃない。





最初はなんすか？とかテキトーに相手してたけど最近それも面倒臭くてやめた。





さっさと諦めて亜嵐君とか涼太君のとこいってくんない？





そう内心思いながらスマホの画面だけを見る。





亜嵐｢玲於相手してあげなよ笑｣





まみ｢もー玲於君今日もお塩さん！｣





って頭をツンと人差し指でつついてきた。





イラッ。





でも、しばらくすれば諦めて出ていった。





隼｢玲於の塩具合が笑笑見てて笑いそうになった笑｣





｢じゃあ助けろよ笑｣





涼太｢まー、俺も苦手だよ笑｣





｢だよねー笑｣





あの人がいなくなったと思ったら他の人が入ってきた。





TAKAHIRO｢ねえ！聞いた？｣





靨を浮かべて嬉しそうに入ってきたTAKAHIROさん。





亜嵐｢何がすか？｣





TAKAHIRO｢新しい女の子、めっちゃめっちゃ頭良いんだって！｣





メンディー｢新しい女の子って？｣





TAKAHIRO｢ほら！この前さお金扱うえーーっと…経理みたいな人辞めたじゃん！男の！その人がやめてHIROさんがやっと引き抜いて来た子が女の子！｣





｢そんなに舞い上がってるとブスだった時の奈落感半端ないっすよ笑｣





TAKAHIRO｢…確かに笑｣





涼太｢まあでもとりあえずキャリアウーマンが来るってことですね！笑｣





TAKAHIRO｢そうそう！｣





正直仕事では関係あるけど別に興味無いかな。





女性ならなおさら。





まあ、会社全体のお金を管理する人だからさっきのあの人みたいな態度は取れないけど。





社長ぐらい偉いって言っても過言じゃねえもんな。

ま→

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