【3年A組男主】－Death game － (ページ8)

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3年A組ページ8

柊「…どうしてこのクラスが人質になったか……はい、わかる人」

当然誰も手を上げない。

その様子に柊先生は「じゃあ…宇佐美」と名指しをする。

香帆「は？分かるわけないし…」

柊「いや。分かるはずだ…よーく考えて？」

少し沈黙が流れた後、香帆は「皆がぶっきーに酷く当たるから」と答えた。

確かにこのクラスの柊先生の扱いは酷い。俺も共感

すると柊先生はその答えに軽く笑い、

柊「成る程 …まぁ確かに、教師に対するリスペクトはゼロだよなぁ。でもそんな理由でこんなスペクタクルな事はしないよ。………ヒントは_________」

“ 他のクラスにはなかった事だ”

『………他のクラスには…無い………？』

柊「そうだ。じゃあ…諏訪。」

諏訪「………警察沙汰になった奴がいる」

…甲斐の事だ

甲斐は一回傷害事件を犯し警察沙汰になった事がある。

甲斐「……てめぇ喧嘩売ってんのか？」

席から立ち上がる甲斐
女には手を出してもらいたくは無い、とか紳士っぽいこと言ってみる

『…やめろ、甲斐』

甲斐「………ﾁｯ、…」

諏訪に舌打ちをして自分の席に戻る甲斐

柊「甲斐が起こした傷害事件か……まぁでも、それも関係無くは無い。」

愉快に笑う柊先生は、ゆっくり、一歩ずつ足を進める。

先生が着いた先は＿＿＿＿＿＿＿＿

「景山澪奈」さんの席だった。

柊「…君達も解っているはずだ。でも、答えたく無い…」

ごくり、と唾を飲み込んだ。

そうだ。俺たちのクラスには…

’

_______自殺をした女子生徒がいる。