【3年A組男主】－Death game － (ページ7)

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3年A組ページ7

「はい！起立だよ！きーりーつ！」

1人たりとも動こうとはしない。そりゃそうか…

頭の中は疑問でいっぱいになりそうで、心臓が止まらず恐怖と不安で周りに聞こえるんじゃないかってくらい音が鳴る。

すると柊先生は先程爆発を操作した時計を触ろうとする。

’

＿＿＿＿＿＿＿＿背筋が凍った

瀬尾が何かを悟ったのか一番に立ち上がる

それを合図にぞろぞろと席から立ち上がって行く。

『………甲斐…っ、』

隼人「早く起立しねぇと殺されんぞ…」

腰…抜けたわ←

柊「………A？起立だ。立て」

『ちょ、待って…腰抜けた……』

そう言うと柊先生は俺に向かって歩み寄ってくる

甲斐「お前……っ、」

柊「………邪魔。」

ﾄﾞﾝｯ.!!

甲斐は警戒したのか俺の前に立つが、柊先生に強く押され床に倒れ込んでしまった。

柊「……後で、美術室に来て下さい」

『…へ……？』

耳元でそう囁かれる。

地を這う様な感覚に身体が自然に震えるが、そんな事御構い無しに手を引かれて立ち上がらせられる。足をもつらせると腰に手を添えられ何とも言えない体型に。

『っ、と…』

体勢を立て直すと柊先生は俺の目を見ては教卓に戻っていき

“ これから、俺の授業を始める。礼 ”

さっきの事を思い数センチ頭を下げる

俺みたいに下げる奴もいれば全く下げない奴もいる。それが不満だったのか
柊先生は再度時計に指を触れる寸前で止め号令を掛けた。

爆発が怖くなったのか全員が礼をする。俺もさっきより深く礼をすると、「着席」と声がかかり静かに椅子に座った。

これから、本当の“ 授業 ” が始まる。