【3年A組男主】－Death game － (ページ14)

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3年A組ページ14

柊「…良い飲みっぷり」

柊先生は中に入った水を一口飲んでまた絵画に戻った

俺も定位置に戻って先生を見つめる

絵に夢中になっている柊先生は久しぶりだった

一度放課後に柊先生に絵を習ったことがある。ただ暇だったからだけなんだけれども

＿＿＿＿＿＿＿＿すると急激に睡魔が俺を襲った。

ウトウトとして頑張って目を開くも瞼が言うことを聞かない

『………せん…せ…』

薄らぐ視界の中、隅に移った柊先生の顔

＿＿＿＿＿なんで笑ってるんだよ

....

...

..

no side

柊「………っはは」

部屋の壁を埋める監視カメラの数

背後にはカーテン。その裏にはベッド

眠っているのは＿AA 。

柊一颯はベッドの隙間にｷﾞｼっと音を立てて座る

少し唸りながら眠っている Aの頬を触り愛おしそうに眺める姿

“ このまま一生眠ってくれれば良いのに。 ”

『………ん、…』

身体の向きを変える Aに少し驚いた後柊一颯はAに顔を近づけた

.

“ 起きちゃダメだよ…”

静かにそう言って目を細め Aのネクタイを緩める

.

今にも溢れそうな「狂愛」. 「独占欲」.「執着心」＿＿＿＿＿＿＿＿

全てを抑えて柊一颯は A色気のある鎖骨に音１つ鳴らさず噛みつくようなキスをした

.

『ぁ、……っ、ぁれ、…』

新しい感覚に Aは目を覚ます

柊一颯は完全に目覚める前にベッドから立ち上がり頬を優しく叩く

柊「………A 」

『柊せんせぇ、…？』

呂律が回っていないAの手を引きゆっくりとネクタイに手をかける

柊「…おはよう。」

『…おはよ…ぅ、…ん、？俺…っ、』

何も覚えていない様子で柊一颯はにこりと微笑む

柊「急に倒れたから急いで此処に連れて来た…寝不足か？」

『分かりません…なんも覚えて無くて……』

頭を抱えて寝てしまう前の事を思い出そうとするA

柊「………良い絵が描けたよ。」

そう笑う柊一颯に何故か嬉しそうに『そうですか、』と言う

『………なんか、飲み物飲んで…』

段々と数分前の記憶が出てきて諸々に話していく様子を見て
柊一颯は「飲み物なんて上げてないから勘違いしてるんだろ」と吹き込む

『…そうだっけ……あー、…そんな気がしてきた』

塗り替えられた記憶

自分の思うようになった、と密かに笑う柊一颯