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No.１０ ページ10

「私のこと覚えてないんだもん」





そう言うと健人くんの腕の力が緩くなった





「まあ、忘れるのも仕方ないけどね
　あれから10年以上たったし」



健「それじゃあ、何でここに？」



「ちょっと色々あってね…」



健「そっか…」





重たい空気が部屋の中に漂う





「ま、まあ、別に気にしてないし！
　いつか思い出すでしょ、多分！」



健「…相変わらずポジティブだな」





あ、久々に健人くんの本当の笑顔見た





健「まあ、メイドの仕事大変だけど頑張って！
　 俺もなるべくサポートするから」

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作者名：YUHO | 作成日時：2017年11月7日 16時

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