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No.8 ページ8

永瀬先輩の家に行くのは
何年ぶりだろうか…



まあ、相手は私のことなんて覚えてないけど





廉「ん、着いたで」





久々に見る永瀬先輩の家



変わったと言えば周りの植物が
綺麗になっている



まぁ、大体は予想つくけど…
きっとあの人の仕業だろう





廉「さっさとあるけ、ブス」



「なっ、ブスって言わなくても良くないですか」



廉「ブスにブスって言って何が悪いねん」





そりゃ、可愛げなんてこれっぽっちも
ないけれどブスは酷いと思う、うん





『廉様、お帰りなさいませ』



廉「健人くん、コイツ新しいメイドね
  で、俺んちの執事の一人の中島健人くん」



健「始めまして、中島健人です
  …ってあれ?もしかして、」



「は、始めまして、菊池Aです」





おそらく、健人くんは気付いただろう



私はわざと健人くんの言葉を遮った





健「…始めまして、Aさん」





健人くんはじっと私を見つめた後
笑顔でそう言った

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作者名:YUHO | 作成日時:2017年11月7日 16時

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