REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ30)

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硬さページ30

祐「あぁ…そうだな……。」

A「突き破る？それとも賭ける？」

祐「…突き破るか…。」

A「堅いかもね…。ってか堅いんだよね…。」

もうすぐでタイムオーバーと言った感じは全くと言っていいほど読みとれない感じの会話だった。かなり和んでいた。

それもそのはず。逃げ回ったせいで疲れ果てているのだ。精神的にも。

もう、どうでもいいよ。と言った感じも生まれていない訳ではなかった。

A「じゃあ突き破るかー…めんど。」

―――

貴「チェルベッロ、あの防火扉はどれくらいかたいの？」

チ「ゴーラ・モスカの大砲をくらっても、きっとびくともしないでしょう。」

後ろでモスカが話題に出されたせいか、「シュー」と大きな音をたてた。

でも、モスカの大砲って、正直みたことないからなぁ…。うってるとこ。

どれくらいなんだろう…？

べ「もっと分かりやすく言ったら？」

チ「ロケットで突っ込んでもびくともしないくらいです。」

あぁ、それなら理解できる…ってか、堅すぎるでしょ＾ｐ＾

ツ「じゃあ…あんまり壊さない方がいいんだ…。」

―――

A「…祐樹、聞えた？今の。ロケットだって、モスカだって。」

祐「あぁ…。聞えた。疲れた。」

A「ココだけ壊してさ、それから正々堂々戦おうよ。」

祐「めんどくさいけど、賛成だ。」

そういって立ち上がった。

『不可能です。止めることをお勧めします。』

放送でチェルベッロの声で制止がかかる。

それをAは口角をﾆﾔﾘと上げて、そして言った。

A「僕と祐樹が力を合わせて、壊れないものなんて、あるかなー？ねぇ、祐樹？」

祐「知るか。」

A「え…そこはのろうよ。」

とか言いつつも、壊す準備に入ってる2人。

貴「ユーキ!!!駄目だよ!!!腕が使い物にならなくなっちゃうよ!!!」

Aの声が聞こえた。

しかし、大丈夫だと、自信はあった。

祐「じゃあ、行くぞ。」

右腕と右足を獣化させ、言った。

―――

貴「…!?何……アレ…………？」

雲「半獣。」

答えたのは以外にも向こう側の雲の守護者だった。

しかし、それっきり黙りっぱなしだったので、兄さんに聞いた。

しかし、兄さんも答えてくれなかった(´；ω；`)

リ「ちゃおっす。A」

貴「ん？マーモンのお友達…？」←

リ「半獣に付いて、教えてやるぞ。」

貴「本当に？ありがとう、マーモンのお友達!!」←

そして、半獣っていうのに付いて、教えてもらった。一言で…。