REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ28)

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苦手なモノページ28

……はいぃ？

祐「ちょ、ふざけるのは…」

A「ふざけてないよぉぉぉ!!!!ちっちゃい時からお化けだけは克服できないの!!!ピーマンは克服出来たのに!!!!」

こいつ…子どもか…!!!!

A「ぎゃー!!!近づいてきた。」

分かった。俺がやっつけるから離れろ。そう言いかけた時…

A「ぎゃー!!!!!」

祐「うっわ!!!お、お前…おい、離せよ!!!」

後ろから抱きつかれるような体勢になる。

しかも……こんなこと言うのもあれだけど………胸当たってる…←

祐「ちょ、お、おい!!!離れろって!!!////」

しかしそんなことに気付きもしないAが離れることはなかった。

あぁ、恭也に殺される＾ｐ＾

―――

さっきっから…物凄い殺気が…!!

それは俺の後ろに居る雲雀さんからだ…。

確かに、モニターに映ってる2人は何やってるのか分からないし、Aと雲雀さんが付き合っていることだって知ってる。

モニターで儂多君が「当たってるから…!!///」なんて顔真っ赤にして言ってるから、仕方ないのかな…？←

雲「祐樹…後でかみ殺す…!!!」

で、ですよねー!!!

―――

祐「ぜぇ…ぜぇ…とりあえず、もう倒したから、…ﾊｧﾊｧ…離れろ…。」

結局拳銃で一匹残らず打ち抜いた。

A「姫君のナントカって、…こういうのだったんだ…。既にこれいじめじゃん…。酷過ぎる…。」

祐「お前のせいで俺は生きて帰っても死ぬ結末になるから行動に自重してくれ。」

A「？良くわかんないけど分かった。ねぇ、それよりもさぁ…。トラップって聞いたら、いくつもありそうな気がするんだけどー…」

祐「…後は自分で何とかしろ!!!」

そういって俺は防火扉がまだ空いている階段を全力で昇って行った。

これ以上Aにかかわって恭也に殺されるのはたまったもんじゃない!!

A「えぇぇぇ!!??女を一人において行くとか、ありけないからぁぁ!!!!」

そういって踊り場を越して2階へ…。

やはり防火扉に仕掛けをしたらしく、3階への扉が奇妙な形で封鎖されていた。

つまり、2階から別の階段で上に行け、と言うことか。

昇りきった階段から左へ…。

そこで俺は足を止めた。

そこに居たのは…

A「？どうかしたの…？…？何ｱﾚ……って、なんだ、ただの蛇か…あ、でもトラップなら猛毒でも持ってるのかな？…って、祐樹、どうかし…」

祐「…嫌いなんだ。」

A「？」

祐「…蛇だけは大っきらいなんだよ!!!あぁ!!くっそ!!」

かなり大胆に落ち込む俺だった。