REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ18)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:7,456 hit

気づかいページ18

朝、おきてから暇だったからユーキの部屋に行った。

そこにはベルもマーモンもいた。でも、スクアーロだけいなかった。

あれ、どうしてだっけ？…あぁ、そうだ昨日の勝負で負けていなくなったんだ…。

心の中で自問自答をしながら、そこにいる3人に短くあいさつを交わす。

マ「…A、まだ寝ててもいいんじゃないかい？」

マーモンは私に気を使ってるんだ、と。私は気付いた。

でも、私は平然を装った。昨日、兄さんに泣かせてもらったし、…捨てられたくないしね。

貴「？平気だよ？それよりも、マーモン、今夜は頑張ってね。あの鮫みたいに悲しい結末にならなければいいけど。」

そういって用意してもらった甘めのコーヒーを口にする。

…まだ苦いな。

マ「それならいいんだけど…。」

貴「それよりも…暇!!ユーキ、暇つぶしない？」

するとユーキは呼んでいた本から顔を上げて、

祐「…フランスの歴史について。」

貴「却下。」

私は即座に却下した。

貴「ねぇ～…ベル―…暇だよー…。」

そういってソファーに横になる。やばい、暇すぎて死にそう。

とりあえず、ずっとトランプをしてその日の午前を乗り過ごした。

―さっそくの夜＾ｐ＾―

貴「そーいえば、向こう側の霧の守護者って…誰？」

祐「……さぁ。」

貴「ちぇー…マーモン、頑張ってね!!帰る時間にもかかわっちゃうしね!」

そういって応援を始めるA。

相手チームの霧の守護者はまだ来ていないのに。←

リ「こっちの霧の守護者のお出ましだぞ。」

入口に視線を向ける。

あれは……六道骸のいｎ…いや、仲間じゃないか…？

まさか…、相手は六道骸………？

それは、さすがに……マーモンでも厳しいんじゃないか…？

ツ「あ、あれ？アイツらって…」

妃「あの人達ってぇ～、誰ぇ～？」

ツ「う、嘘だ…霧の守護者って……六道骸…!!」

？「クフフフ…Lo nego…」

知らない声が聞こえる。声的に、六道骸じゃない…？しかも女の声…？どういうことだ…。

すると、城島犬と柿本千種の後ろから、やはり女が姿を現した。

？「Il mio nome e'Chrome ……Chrome…髑髏。」

貴「クローム……髑髏…？」

コテンと首をかしげた。聞いたことがないのだろう。

べ「へーあれがね…もっと仙人のじーさんみたいなのが出てくるかと思ったな……女かよ。」

レ「よ…妖艶だ…。」

祐「やめとけ、見た目的に犯罪だ。」

勿論、Aもベルも冷たい視線を送っていたが、何も言わなかった。