REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ11)

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さりげなくページ11

きのせいか？俺の方を見ている気がする。

きのせいか？俺の方に歩み寄ってきている。

きのせいか…？いや、気のせいじゃないな。

雲「…。」

無言で、しかも近距離で見つめてくる。

後ろは壁で、そして逃げ道は、なし。

スクアーロもマーモンもAと一緒にベルの方にいって、おっさん助け求められなくて…。…(*´д`;)…。

ここであんま喋んない方がいいと思った。思ったが…。

祐「えっと、何か、」

短く、出来るだけ短く言った。

雲「君……ゆう(貴「あー!!!あんたこの間…うわっ!!」

そこまで言いかけて転んだ。←

とりあえず、逃げ道は出来た。俺はさりげなくスッっと、Aを立たせに向かう。かなりさりげなく。

チ「貴方は沢田氏側のリング所持者ですか？でしたらこのような行為をされては…。」

レ「どけ、チェルベッロ、奴はただの不法侵入者だ!!」

実際、俺らがな。

恭也はおっさんに足をかけて転ばせた。(デジャブぅ…。)

スクアーロとマーモンが恭也の動きを批評していた。

ス「剣士の俺には止まって見えたぞぉ…。」

貴「嘘。」

ぶっちゃけ、日本語での意味をあんまり理解していない＆言葉の意味を理解していないAがスクアーロの発言を一刀両断にした。

Aは本当に時間が止まったと思っているらしい。←

スクアーロがAにそういわれ「そういう意味じゃねぇぇぇぇ!!!」と叫んでいる横で、マーモンはため息をついていた。

貴「スクアーロのうーそーつーきー!!」

スクアーロの声に負けじと声を張り上げていた。

・・・はぁ。

チ「おやめください、守護者同士の場外での乱闘は失格となります。」

しかし、恭也はやめる気はないようだ。

祐「おい、雲の守護者。それくらいにしておけ。」

それだけ言って、ﾆﾔﾘと口だけ笑った。

祐「後で、強いやつと戦えなくなるぞ。…終わったら俺が相手してやってもいいが？」

雲「強いかもわからない君が相手になっても楽しくないよ。」

俺は肩をすくめた。

祐「そこの女、…『サングイノーゾ・プリンセス』と戦うから、そんとき強いって分かってくれればいい。」

雲「君、僕のAに手を出してただで済むと思ってるの？」

さりげなく恥ずかしいセリフを言った。

A「うん、場を考えよう、僕は恥ずかしいからば～い☆」

そういってAは窓から飛び降りてさっさと帰ってしまった。