REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ2)

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雷ページ2

―学校の屋上＾ｐ＾―

貴「うぅ～…寒いー…レヴィおじさん早くしてよー…」

ﾍﾟﾁｯと音を立てて俺はAの頭を叩いた。

いつものと比べればこれくらいいいだろう。

そして、向こう側から出てきた守護者…。

…ちっちゃ。

祐「あいつならお前でも勝てる。……身長が。」

回し蹴りが飛んできたのは言うまでもない。しかし俺だってそれで結構鍛えられてるんだ。と心の中で呟く。

貴「…ユー…じゃなくて、アンタはさ、私に嫌み言うのがお好きで？もしよろしければ病院送りにしてさしあげましょうか？＾言＾」

祐「お前に出来ないから安心しろ。」

とはいえ、最近は身長のことをからかって攻撃を受けて、そして防ぐと言った流れの事が楽しくなってきた気がする。

ボディーガードという理不尽な立場からの精いっぱいの嫌がらせである。←

その時、空が光った。

…あぁ、そうか。今日は夕方ごろから雷雨だったな…。

雷の守護者には、こういうステージがのぞましいってか。おっさん、ドンマイ。

そういえば、さっきっからAの口数が少ない気がする。

しゃがみっぱなしだし…。どうしたんだ、こいつ。

その時、雷が屋上にある避雷針(的ななにかあったじゃないですか。あれですよあれ…そうそう、それそれ。)に雷が落ちた。フィールドに電気が流れて…

貴「きゃー!!!」

ラ「ぎゃー!!!」

悲鳴が……

……………………うん？

祐「お前もしかして…雷怖いのか？」

本気で怖いのか、コクコクと何度も首を縦に振った。

祐「…スクアーロ、どうしよう。」

ス「あぁ…」

スクアーロは眉間に指を当てて、なにやら脱力(?)してる感じだった。

べ「ホテルに戻った方がいんじゃね？」

マ「ここじゃ騒げないしね。」

ス「そうだなぁ…。」

そういってスクアーロはチラリとザンザスを見た。

祐「ザンザス。いいだろ。」

ザ「………あぁ。」

ザンザスがそう答えた。

まぁ、ここでキャーキャー騒いでおっさんの集中力の邪魔をするのはまずいだろうしな。

祐「じゃあ、帰るぞ。立てるだろ。」

Aは無言で立ちあがって、俺と一緒に帰った。

―どうやって帰ったんだろ＾ｐ＾―

帰って、すぐに風呂に入り、就寝時間よりもはやいのにAはさっさと布団に入ってしまった。

どんだけ怖いんだよ…。

そう思った時、雷が鳴った。

今頃…どうなってるだろうな。

(※ランボが成長してます。)