EP..15 ページ15
「おっはよー」
「おはようございます〜」
「おはようございます。あれ、それなんですか?」
昨日、騒がせちゃったから今日は二人に差し入れを持ってきたんだけどホンビナは目ざといな…
「昨日迷惑かけたからさ〜、お詫び?」
ま、差し入れって言ってもコンビニのシュークリームだけど。
「しゃっ!今日のオヤツですね〜ありがとうございます!」
袋を手渡すとシガは嬉しそうに冷蔵庫にシュークリームをしまいに行った
その様子をじっと見てるホンビナを俺もじっと見つめてみる…
ホンビナは髪が綺麗な栗色だ…染めてるのかな?
そしたらテグナも真っ黒じゃなくて茶色とかにしたい…なんか真っ黒すぎて威圧感あるんだもん。
「…何ですか?ヒョンさっきから…」
「へっ!?あ…綺麗な髪だなーと…」
「…変態」
「はぁ!?なんだとこらぁっ!」
ホンビナに掴みかかってグラグラ揺らしてやるけどホンビナは楽しそうにニコニコ笑ってるだけ。
もう!本当いちいち俺を馬鹿にして楽しんでるんだからっ!
「じょーだんですよ。じょーだん。さ、仕事仕事!」
ペイっと簡単に俺を突き放してパンパン!と手を鳴らすと何事も無かったかのように自分のデスクに座って
仕事を始めた
ふんっ。いいもん!ホンビナの分は俺が食ってやる!!
…いや、でも後が怖いからやめとこ。
「ヒョンまた負けたんすか?」
冷蔵庫の方から戻ってきたシガが頭をポンポンとして通り過ぎながら笑った
はぁ…俺って後輩たちに子供扱いされてる気がするよなぁ〜…
そう思うと俺を主人だ番だと優しく敬って相手してくれるテグンの方が…いいな、うん。
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作者名:p663 | 作成日時:2017年8月22日 23時