短編入れ

おれはへむち4 ページ11

きょうかいぬしはかえってくるなりへんなぼうに、
へんなはっぱのついた、カサカサうるさいなにかをばんっ！
と、おれのケージまえにおいてにこぉっとわらった。

きょうもうしろには、てぐな。

「レオ〜今日はね七夕なんだよ〜」

『ぢぃ…？』

ななばた…？なにそれ。
うまいのか！たべれるのか！

「言ったってわかんないだろ」
「レオは頭いいからわかりますぅ！！ねぇ？」

ぺん、っとテグナのくびにちょっぷしてから
こんどはぺらぺらのなにかをだして…
うーん、ってなやんでる。

「これにねお願い事を書くんだよ〜何がいいかな？」

うんうんうなりながら、なやんでるはぎょなのあたまによじのぼっておれもいっしょにうーーん。

おねがいごと、か…
テグナがおれのいえにあまりきませんように？
あ！ひまわりのたねがたくさんたべたい！

あたまからおりてケージからひまわりのたねをひとつ、とってきて
はぎょながみつめるぺらぺらのうえにころん。とのせた

「レオはひまわりの種いっぱいほしい？」

つたわった！！さすがはぎょな！
ぺらぺらにおれのわたしたひまわりをくっつけて
まえにかじってめちゃくちゃおこられた、えんぴつってやつでおれのぶんをかいてくれたみたいだ。


わくわく。これでたくさんたべれるようになるかな！？

「太るぞ」

『ぢ！ぢぃ！』
おれのくびねっこつかんでぷらーん。
はなせばかやろう！！
って、じたばた。

「ああこら！やめろってテグナ！」

また、はぎょなからチョップをくらって
おとなしくおれをつくえのうえにおろした。

「ほら！テグナもお願い事書きなよ！」

ぺらぺらをテグナもわたしてふたりともぺらぺらのまえでうーん。

しばらくするとテグナがさきにかきおわったみたいで、
そのぺらぺらをはぎょなにわたすとそふぁーにごろーんとねころんだ。

そのぺらぺらをじっと見たはぎょなのかおは…
なぜかまっかっかだった。



(ーひまわりの種たくさんたべれますように レオ

(ーレオとテグンとずっと一緒にいられますように ハギョン

(ーハギョンの笑顔をずっと見ていられますように テグン

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