42 ページ42
・
JH「…奪ってみちゃう?」
『奪うって…。』
JH「冗談、冗談ㅎㅎ」
『その子、付き合ってはないんでしょ?なら、奪うわけじゃないんじゃない?
でも…本当に好きな人がいるならジョンハンが傷つくことになっちゃうよね。
私は、ジョンハンが傷つくのは嫌だなぁ。』
JH「なんでAが嫌なの。」
『わかんない。なんでだろう。』
JH「もしかしたら俺に乗り変わるかもよ。」
『ジョンハンはかっこいいからそれもあり得るけど…。
それで付き合っても上手くいくのかな。好きな人がいる人って本当にその人しか見えてないし。
それでジョンハンと付き合ったとしてもその人の中にまだ好きな人が残ってたら、後から苦しくなっちゃうよ。』
JH「Aはそれくらいスンチョルが好きってこと?」
『…なんで私の話になってるのさ。』
JH「ごめんㅎㅎ
意外とAが真面目に答えてくれたから。」
『ねぇ、私真剣なんだけど?』
ジョンハンは相変わらず笑ってた。
本当に辛いの?
そのくらい、嬉しそうに笑ってた。
JH「Aのおかげで決心ついたわ。」
『気持ち伝えるの?』
JH「…内緒。」
『結局?』
JH「俺より先にAの物語を終わらせなきゃ。」
『なにそれ。』
JH「おばかさんには難しいんだよ。いいから、Aは前に歩いてればいいよ。」
ジョンハンの温かい優しさで心の氷が溶けていく。
久しぶりに感じた人の優しさにまた涙が溢れた。
・
1580人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だんご(プロフ) - くすさん» コメントありがとうございます。すごくすごく嬉しいお言葉です😭最後までありがとうございました‼︎ (2023年1月25日 9時) (レス) id: ff49ae3418 (このIDを非表示/違反報告)
くす(プロフ) - 唯一毎日更新を楽しみにしてた作品でした。スンチョルのお話あまりないので嬉しかったです。お疲れ様でした! (2023年1月24日 20時) (レス) id: 1558d9da93 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - tyaiさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!もうしばらくお待ちください。 (2023年1月24日 9時) (レス) id: ff49ae3418 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 完結お疲れ様です。最後まで素敵なお話をありがとうございました。次の作品楽しみに待ってます! (2023年1月23日 23時) (レス) @page48 id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - tyaiさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉です。必ず完走させますのでお待ちください。 (2023年1月18日 14時) (レス) id: ff49ae3418 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だんご | 作成日時:2023年1月12日 10時