32 SC ページ32
・
「お風呂、ありがとう。
服もごめん。」
『いや、大丈夫…だよ。』
「なんか、変?」
『…いや?』
とりあえずAをお風呂に入れて、俺の服を着させた。
それが間違いだったかも。
俺、これ耐えれるかな。
長いロングTシャツにダボっと引きずられたネズミ色のジャージズボン。
『あ、携帯充電しといたから。』
「ありがとう。何から何までごめんね。」
『大丈夫、今家に帰られてもそっちの方が怖いし。』
彼女はだいぶメンタル的には回復したみたい。
そんな彼女を手招きしてソファへ座らせた。
「スンチョル、本当にありがとう。
怖かった。スンチョルが来てくれたおかげで安心できたよ。」
そうやってニコッと笑うAに心底安心した。
『なにかされた?触られた?』
「なにも…されてないよ。」
Aはそう言って笑ってる。
じゃあ、なんでそんなに腕が赤くなってるの?
『ごめん。嫌だったら蹴り飛ばして。』
「スンチョル…?」
そんな彼女に悪いと思いつつ、キスを落とした。
あぁ、俺結構Aのこと好きなんだ。
今更ながらにわかった感情に正直になっていた。
そんな甘い空気を壊したのは、彼女の携帯だった。
・
1580人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だんご(プロフ) - くすさん» コメントありがとうございます。すごくすごく嬉しいお言葉です😭最後までありがとうございました‼︎ (2023年1月25日 9時) (レス) id: ff49ae3418 (このIDを非表示/違反報告)
くす(プロフ) - 唯一毎日更新を楽しみにしてた作品でした。スンチョルのお話あまりないので嬉しかったです。お疲れ様でした! (2023年1月24日 20時) (レス) id: 1558d9da93 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - tyaiさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!もうしばらくお待ちください。 (2023年1月24日 9時) (レス) id: ff49ae3418 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 完結お疲れ様です。最後まで素敵なお話をありがとうございました。次の作品楽しみに待ってます! (2023年1月23日 23時) (レス) @page48 id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
だんご(プロフ) - tyaiさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉です。必ず完走させますのでお待ちください。 (2023年1月18日 14時) (レス) id: ff49ae3418 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だんご | 作成日時:2023年1月12日 10時