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『ミンギュ、ミンギュ、ミンギュ〜!』
MG「っくりした、なに?」
机に突っ伏して寝ていたミンギュを叩き起こす。
昼休みなのになんで寝てんのこいつ。
『ジャージ貸してくんない!?』
MG「…は?なんで?」
『今日忘れちゃったの。
5時間目体育なんだけど日差し強すぎて焼けそう。』
MG「嫌だ。」
『ちょっと、冗談で言ってないの。
マジで貸して欲しい。なんでもするから!ね!?』
MG「友達に借りればいいじゃん。」
それができてないからこうなってることを知らないのか?
『…なんでそんな意地悪するの?』
ミンギュに期待した私がバカだった。
このバカでか男め。
DK「A?どうしたの?」
『あ、ソクミン。』
ソクミンはミンギュの一番仲の良い友達。
誰かさんとは違って優しいやつだ。
『ジャージ忘れちゃって、貸してくれないの。』
DK「こいつが?」
『うん。』
DK「んー…俺の使う?
洗ったばっかだから綺麗だよ!」
『ほんと!めちゃくちゃ助かる…。』
MG「は?ソクミンがなんで貸すんだよ。』
DK「いや、Aが困ってるじゃん…。
ちょっと待ってて、取ってくる。」
『ありがとう〜!』
ソクミンは小走りで取りにに行ってくれた。
MG「普通男から借りる?狙ってんの?」
『は?なんでそうなるの?
友達じゃん。借りちゃダメ?』
MG「いや、普通にありえない。」
『なに言ってんの、本当…。』
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作者名:だんご | 作成日時:2022年11月30日 14時